家にもお色直しが必要とのことで、本格的にサイディング外壁の塗装が始まりました。
職人さんの技を間近で見て感心しつつ、家の中では生活の工夫を試行錯誤。
日よけ&目隠し
外壁を塗装するのに必要な足場。
家は丸ごと鉄骨で覆われています。
大雨警報が出た時間もあった日に、足場屋さんが見事な手さばきで、塗装屋さんの命綱ともなるべく足場を組んでくれました。
天気が回復してからは、足場の周りに塗装の飛び散り防止用のネットを張って、絶賛お色直し中。
飛び散り防止ネットのおかげで、私自身の新たなスペースが生まれたりしたのは、意外なメリット。
塗装の工事が終わったら、すだれかよしずか、日よけ&目隠しを作ってひと夏を超えてみようかなと思っているほどです。
できないジレンマ
生活において、外壁工事のマイナス面は洗濯かもしれません。
私は洗濯機に乾燥機が付いていないのと、外干しが好きなので、初日は洗濯物の乾燥には困りました。
梅雨明け十日の夏の青空。
ベランダに布団まで干したくなる陽気です。
暑い中、工事をお願いしている身で、こんなことを言っては罰が当たりそうですが、「外に洗濯物干したいな」と思ってしまいました。
もちろん、塗装屋さんに迷惑をかけるわけにいかないので、ベランダ干しはしばしお預け。
自宅の中で乾燥しています。
外壁工事中は、窓を開けることができないので、蒸し風呂のような部屋で単に干しただけでは乾かないので、ちょっとした工夫が必要。
ということで、除湿器と扇風機の力を借りて乾燥させています。
除湿器はお風呂場の乾燥用で購入したもので、もうかれこれ15年くらい使用しているもの。
メーカーの名前がNationalなのが年代を感じて好きなところ。
家電の寿命からしたら、そろそろ買い替えも検討した方がいいのだろうけれど、一度も調子を落としたことのないこの除湿器は、Nationalの底力を感じてまだ現役バリバリ。
家の中も外部換気が必要
部屋の中は、除湿されるだけでも快適になります。
夏のエアコンがあまり得意でない私は、除湿モードにすることもあるほど。
洗濯物の乾燥目的で使用した除湿器は、あまりに快適なので、雨の日の部屋干しなどにも使えそうです。
ここに、扇風機という助っ人を呼ぶと、外干しもびっくりの乾き。
扇風機は寝室用で夏の短い期間だけ使用するもの。
首振りを部屋の上部にして、サーキュレーター替わりに部屋全体の空気を循環させると、部屋の温度が一定して、早く乾く気がします。
扇風機+除湿器のおかげで、コインランドリー通いはしなくて済みそうなのは、ありがたい限り。
そうはいっても、外の空気が恋しい。
人間だけなら外に出て、深呼吸すればいいのだけれど、梅雨時期も過ぎて、お家の中にも少しは空気を入れたい。
窓には、塗装飛び散り防止用のビニールがかぶせられ、「開けないでね」とこちらを向いているよう。
塗装屋さんに「邪魔にならない時間だけ、少し開けてもいいですか」と確認して、朝の工事の前なら大丈夫という話をいただいて、工事の邪魔にならないように、朝のひとときは、窓もカーテンも明けちゃって、空気の入れ替えをします。
制約があると楽しい
外壁のメンテナンス、塗装工事で覆われた、我が家。
塗装屋さんから、「天気が鍵なんですよ」と晴れの日が続かないと工期が伸びて、終了の予定が大まかになることも聞きました。
梅雨時期や照り付ける日差しの中、外で新しい塗料を塗ってくれている職人さんたちに感謝しかないです。
晴れたら土日も関係なく様子を見に来てくれて、仕事の丁寧さもあって、「雨の時だけでもお休みになったら」と思うほど。
生活のルーチンが変わると違和感を感じることがありますが、工夫次第でより快適になったり、失敗したり、生活を楽しむことができます。
制約があると、かえって工夫のし甲斐があって楽しくなります。
さらにお家までピカピカになるなんて、素敵なこと。
家が日よけで覆われた生活と試行錯誤をもうしばらく堪能してみようと思います。