ゴールデンウイークから10日あまり経ちました。
ずいぶん暖かくなりましたね。
汗ばむ日も多くなり、夏もすぐそこまで来ていることが実感できます。
さて、雨上がり後の天気が良い日は我が家の小さな庭の草むしりに絶好のタイミングです。
いつもは抜いておしまいなのですが、せっかくですから紹介したいと思います。
トップバッターはナガミヒナゲシ様
数年前から道端で、オレンジのカワイイお花を咲かせるなんという名前のお花なんだろう?と気になっていました。
4.5年前に今の自宅に引越ししたのですが、毎年4月に必ず花を咲かせてくれます。
最終的に夏になると枯れるのですが、抜いても抜いても毎年やってきてくれます。
名前は何というのだろう?と思い、Google検索してみると「ナガミヒナゲシ」ということがわかりました。
あらあら、外来種なのですね
ヨーロッパなどから運ばれた食物などと一緒にやってきたそうです。
繁殖力がとても強いので駆除をしている自治体もあるようです。
こちらは千葉市の掲示物です。
一つの茎からオレンジ色の花が一つ咲くので、カワイイね。なんて言ってられないのですね。
自宅の庭で生育している場合は、種ができる前に根から抜き取り、ビニール袋等に密封して可燃ごみへ。
種ができている場合は、種が飛ばないように注意して駆除するように呼びかけがあるようです。
そういえば、道路のアスファルトなどちょっとした隙間から生えています。
私の庭でもエアコンの室外機の隙間から生えていました。
どうやら繁殖力が強いというのは本当のようです…。
お次はタカラダニ様
コチラも今の家に引っ越してきてから、毎年ゴールデンウイーク前に大量にやってきます。
駐車場のフェンスやコンクリートなどいたるところにいます。
体は1mmくらいですが、目立ちますし、見るからに赤いダニって感じです。
真夏には見かけないので、この時期だけ生息する生き物なのかもしれません。
小さくて分りますでしょうか?
京都府保健環境研究所のホームページによると、このダニの生活史や生態など、不明な点がたくさんあるとのことです。
エサは何かわからず、そして、見つかるのはすべてメスであること。
このダニで、オスが見つかった例はなく、単為生殖を行っているのではと考えられているとのことです。
なぞ多きタカラダニ。
大量発生はしますが、人を咬んだりせず害はないようです。
外で生息する分には問題ないのですが、体の小ささからベランダや窓の隙間から入ってきそうです。
あまりに体が小さいため、うっかりするとすぐに潰れてしまい、赤い色素が付きます。
多くの虫さんたちの天敵、アース製薬さんからこのような商品が出ています。
自宅の中で彼らがおうち遊びするようなら、こちらにお世話になりましょう。
今回紹介したのはこの時期に大量にやってくるお2人方でした。
初夏の風物詩として然るべき対応をしていきたいと思います。