「これをやりたい」というゴールを自分で設定すると充実した人生になる予感がする

思うこと

モチベーションがある毎日って、充実した一日が遅れるんじゃないか?

『時間術大前87の時間技』を読んで、自分がやりたいことは何かを考えるようにしています。

『時間術大前87の時間技』では、ハイライトを決める、となっていますが、ハイライトを言い換えて、「これをやりたい」というゴールを自分で設定するというものです。

ここで重要なのは、自分自身やりたいことです。

やるべきことばかりでは、自己犠牲になることも

今日は燃えるごみの日だからごみを出さなくちゃ、会社に行って仕事をしないと給料を貰えない、家族の洗濯をしなくちゃ、ご飯作らないとなど、社会で生きていると何かしらやるべきことがあります。

ルールを守ったり、自分や家族を大事にするのは当たり前のことですが、時に自分が犠牲になることもあるのです。

そのやるべきことは、自分がやりたいことなのか、他の人にお願いできないものなのか、一度立ち止まってみるといいかもしれません。

多忙でも、貢献していると勘違いしていました

仕事のある平日は、スケジュールが決まっていたり、やるべきことがあって忙しい毎日を送っていました。

仕事に忙殺されて、自分の時間を得られず、週末は昼前まで休んでいることもしばしば。

それでも、自分が会社に貢献できているんだ、誰かのために役に立っているんだと思っていたら、そんな毎日でも嫌気を指すことなく過ごせていました。

多忙を言い訳に、自分自身の時間のことなど考えなかったのです。

自分の時間ではなく、他人のために自分の時間の多くを使っているような状態だったのです。

仕事に行かなくなって、毎日何していいか分からなくなりました

私は、出産ギリギリまで働いていました。

予定日から6週間前の妊婦は、産休制度を取得することが義務付けられている会社だったので、実質、出産の2週間前まで長時間労働を行っていました。

妊娠したことによって喜びは増したものの、妊娠経過もよく、持病も悪化しなかったので、調子にのっていたのかもしれません。

いざ、産休に入り、今日から会社に行かなくてよいという時、まず何をしていいのか分かりませんでした。

疲れていたのもあったのですが、出産まで間もないのに、貴重な数日をボーっと過ごしてしまいました。

そして、家族に「出産の準備大丈夫だよね?」と言われてハッとしました。

大丈夫じゃない…

ゴールが分かれば、動きやすい

仕事をしている間、私の時間は仕事を中心に回っていました。

仕事が時計の中心にあって、自分が時計の針のようにクルっと回る毎日を過ごしていたのです。

仕事という中心がなくなって、自分で時間をどう過ごしたらいいのかわからないまま過ごしていた時に、もらった家族からの一言。

そうそう、「私は出産するのよ、準備しなくちゃ」と気持ちが切り替わりました。

目標が定まれば、ゴールに向かって走るだけ。

何が足りないのか、準備した方がよいものなどリスト化してこなしていきました。

ゴールさえ分かればいいのです、ゴールさえ分かれば

体調不良と慣れない育児で記憶喪失気味に

出産後は、自分の不調と赤ちゃんのお世話で一杯一杯でした。

産後の痛みに加え、収縮期血圧が200近い高血圧となり、その影響からの頭痛。

頻回の授乳もあって眠れず。出産から3カ月くらいの記憶が定かではない程となりました。

しばらくして、落ち着いてきて、心から自分の子どもが愛おしいと感じました。

産後すぐに復帰しようと考えていましたが、自分の体調不良もあって、病んでいたのかもしれません。

自分の子どもを心から愛おしいと感じた時に、この時間は2度と得られないのではないかと思いました。

お金も大事だけど、もっと他に大切なことがあるのではないかと考え始めたのは、この時です。

産後すぐに復帰していたら、仕事にもブランクがなくまた社会貢献できていたかもしれません。

だけど、自分の子どもの成長を一番近くで見守れるのは私しかいない。

料理も掃除も洗濯も全く得意じゃないけど、ニコニコ笑って毎日見てあげたいと思ったのです。

育児休暇をマックス取得することに

会社の服務規定を調べ、周りから何と言われようとも、私は、産休育児休暇をフル期間取得することにしました。

仕事を辞めることは、すぐにできる。

でも、仕事もあきらめたくない。

わがままだと言われてもいい。

吹っ切れた私は、上司に白い目で見られながらも、育児休暇を取得しました。

今の私のゴールは

今の私のゴールは、子どもたちを見守ること。

いつも笑って過ごすこと。

笑っていられないときもあるけれど、子どもは無条件の愛を求めていると思うのです。

叱ったときも、引きずらない。

感情的になることもあるけれど、子どもと笑って過ごすことをいつも心に留めておくと、怒りよりも別の案が浮かんできます。

ゴール設定を自分で決める

自分のゴールを自分で決めることは、自分の人生を生ききる一歩になると思うのです。

私は、子どもとの時間から、自分の時間が有限であることを学びました。

有限な時間をできるだけニコニコ過ごしたいと思って、毎日過ごしています。

社会的なルールや規範は守りつつも、自分の人生ですから、時間をどう使うかは、自分で選んで決めていきたいですよね。

目まぐるしい毎日ですが、ふと立ち止まって、自分のゴールを見つめてみると、新たな気づきがあると思うのです。