6月の楽しみなイベント梅仕事。今年も夏を迎える前に、梅と氷砂糖を入れて待ってみる

暮らし

イベントが少ない6月。

私にとっては、仕込みの時期。

簡単にできる梅ジュースは、今時期に作っておくと夏の暑さもバテることなく過ごせます。

近所の梅の実がなっていたのを見て、そろそろ出ているかなと梅の実を探して1週間。

ちょっと訳アリの梅の実を発見。早速、仕込みにかかります。

梅雨前線がヒタヒタと

西日本で梅雨入りしたと天気予報で聞いてから数日。

この愚図ついた天気なら、関東もそろそろだろう、と思っていたら、今年は6月6日梅雨入りしてました。

6月6日といえば、雨ザーザー降ってきての大雨だった日。

1週間も前です。

そういえば、先週はほとんど外干しが出来なかったし、除湿器もフル稼働。

なんだか、空気にも湿気が混じっているような、そんな重みを感じた一週間でした。

今年の梅雨入りはヒタヒタとやってきて、しっかりと鎮座していたようです。

梅雨ってやっぱり梅が関係していた

ところで、梅雨という熟語には、どうして梅が入っているのでしょう。

梅の雨?

梅の花は2月とかですから、花は確実に違います。

答えは中国にあるようです。

梅雨という言葉の発祥は、中国の揚子江周辺。

雨期が梅の実が熟す頃にあたり、そのことから「梅」の字を使うようになったとされているのだそうです。

もともとの読みは、梅雨(ばいう)

天気図を開設するときに使われる、梅雨前線の読みは、本家本元の読み方なんですね。

日本では江戸時代あたりから、梅雨(つゆ)を使うようになったといわれているようです。

雨だれの様子を見てか、から派生したとも、熟した梅の実が潰れる様子から、潰ゆから派生したともいわれているそうです。

入れて、待つだけ

6月に入り、梅の実を求めてスーパーや産直を見ていましたが、なかなかありつけず。

先日やっと、見つけました。

ちょっと熟しがちでキズ有の訳アリ品。

その代わり、半額近くになっているお買い得品でした。

自宅に帰ってきて、さっそく梅仕事。

梅を干すなど、梅仕事は、梅雨の合間の晴れ間にできるといいのですが、私が始めた時には、外はザーザー。

梅雨の真っ盛りです(笑)

ヘタにある黒い部分を爪楊枝で取って、洗って、拭いて乾燥させて。

消毒した瓶に、梅と氷砂糖を交互に入れていきます。

氷砂糖は梅と同じ量。

覚えなくてもいいから超簡単。

青梅は香りがとても良い。

熟した黄色っぽい梅も、青梅よりも香りは劣りますが、味は変わらず美味しい。

酸っぱいのがお好きなら、少し酢やリンゴ酢を入れるのもOK。

アレンジというアレンジが無いし、2日に1回くらい氷砂糖と梅が混じるように数回混ぜるだけ。

そのままほっといてもできます(笑)

やることとしては、このくらい。

梅と氷砂糖を入れて、じっと待つだけ。

2週間くらいすると美味しく飲めます。

夏には美味しい梅シロップで、かき氷や水やサイダーで割ってスッキリ爽快に。

休日の少ない6月に行う、超簡単な梅仕事は、私の大好きなイベントの一つです。