歩行者用通路での合流。足の速い流れにのって、気が付く運動継続の大切さ

暮らし

短時間ですけど、一人で出かける機会がありました。

行く前は駅ビルであれこれ見て買ってと楽しく想像していたのですが、それをも吹き飛ばす、足の速い人たちがいました。

そこで気が付いた、今私が欲しいもの。

筋力と体力。

体が元気だからこそ、生活が楽しめるんですもの。

ついていけない

私の住んでいる街の駅は大きなターミナル。

バスもタクシーも電車にも乗り換えられrます。

おかげで大きな施設となっていて、そこそこ広さもあります。

真ん中にバスのロータリーがあるので、反対側に行きたいお店を見つけても、真っすぐと直線で行けるわけではありません。

歩道というか、歩行者通路をぐるっと廻って目的地に向かうのです。

歩行者通路はとても広くて、車が1台分は通れる幅があります。

そこに、急ぐ人。ゆっくりの人。立ち止まっておしゃべりしている人がいて様々な事情の人がいます。

今日の私は、バスをお降りた反対側のドラックストア。

未だに続く手の乾燥のケア用品を購入するためにやってきたのでした。

駅前の通路を歩くときは、子どもたちを連れているので、端っこ側ですが、今日は子守役がいるので、ひとりきり。

サッサと歩く人が多い中で、私も流れに乗るように、歩行者用通路に足を踏み入れてみました。

今日は、いやに急いでいる人が多いなぁ。

多くの人が駅のある方向に向かって歩いている姿を見て心の中で呟きました。

春だから、卒業式とかそういうことかな?

すでに研修が始まっている新社会人かな?

とにかく、今日の歩行者用通路を歩いている人の流れに乗るためには、早く歩かなくては。

高速道路の合流で、左車線からやってきた車に乗った気持ちで、スッと入ります。

ヨシ!入れたぞ。

気持ちが安堵したのか、前の人から少し遅れを取りました。

もっと、スピードを上げて!

心の自分がハッパを掛けます。

目的地のドラッグストアまで、わずか100mかそのくらいの距離ですが、数km歩いた気分。

ドラッグストアに付いたときにはスネに張りが出ていました。

こんなことで疲れてしまうんだ。

ちょっと悲しい気持ちになったのは言うまでもありません。

鍛えたい足腰

ドラッグストアにやってきた目的は、スキンケア用品の購入。

お目当ての商品を手に取り、レジの方向へ振り返ると、そこにはシップが。

「まだこの商品には、お世話になりたくない。」

まるで、「こちらもどーぞ」とでも言うように、鎮痛消炎薬が並んでいます。

その視線を振り払うように、お目当てのスキンケア用品だけを持って、レジ会計へ。

帰り道。

ドラッグストアから出た歩行者用通路は、いつもの様子で、賑やか。

お昼の時間ということもあって、おしゃべりしていたり、人々の様子も和やかな感じがしました。

今度はゆっくり、自分のペースで歩けます。

心に余裕が持てることは良いことなのですが、やはり、足腰の不安は拭えません。

このままでは、いけないのです。

このまま筋肉を退化させるわけにはいかないのです。

自分が乗るべきバス停を背に、どんどん歩いて3停留所程歩いてみました。

焼け石に水なのはわかっています。

でも、いつかは始めなければ、自分の体力や筋力が増すことはないのです。

継続するしかないよね

歩いた先のバス停留所で、手っ取り早く筋力をつける方法を考えてみました。

でも、手っ取り早く筋力や体力ってつくわけではなんですよね。

体力が落ちるときは、いつの間にか知らないうちですが、上げるときは階段を上るような苦しさが伴います。

それでも、その階段を上がり続けないと、体力の維持や向上はない。

やっぱり、地道な継続しかないのです。

少しずづでも、運動しますか。

家で出来ること、外で出来ること。

自分が体力と筋力を維持する意識を持ちながら、地道に積み重ねていくほかないのです。

ただの買い物で、わざわざ足の速い集団に入って、歩かなくても良かったのかもしれません。

でも、あの謎の集団が、私の筋力と体力の低下に黄色信号を示してくれました。

ここで気が付いてよかった。

少し歩いたり、階段昇降したり、出来ることを少しずつ継続をしていこうかな、と思っています。