音楽に励まされた青春時代。
好きだったのはZARDとドリカム。
あの歌詞に何度励まされて、乗り越えてきただろうか。
音楽には不思議な力があります。
心を動かされ、励まされ背中を押されて今がある感じ。
そういうトキメキやワクワク感が無くなってしまったのは、自分が大人になってしまったからでしょうか。
部活一筋
青春とは、少年期~青年期手前の13歳~20代前半頃を指す言葉。
私にとっては、中学生から大学生の頃。
家族や親から巣立つとき。
悶々としたり、何かに打ち込んだり。
どんな悩みがあったかは忘れてしまったけれど、様々なことを考えてもいたっけ。
青春時代の私は、部活一筋。
ソフトボールにハマって、その技術を自分なりに上げたいと願いことで、練習に身が入ったし、部活のためならと宿題などの勉学もそれなりにこなしていました。
部活が中心の生活。
朝練のために早起きして、授業を受けて、放課後の練習。
学習塾の後の自主練。
土日は練習試合など。
よくもまあ、疲れも知らず、毎日をこなしていたなぁ。
両親も良く何も言わずに支えてくれたなあと思うのです。
音楽のちから
自分しか見えていなかった青春時代。
転んで起き上がって。
泣いたり笑ったり。
毎日が目まぐるしかったんだろうな。
挫けるときに、自分の心を癒したのは音楽。
当時、ミリオンセラーとなっていたドリカムやZARDの曲を聴きながら、気持ちを切り替えたり、気合を入れていたっけ。
今でも、ドリカムやZARDの曲を聴くと当時の甘酸っぱい思いが蘇ってきて、懐かしい気持ちになります。
イライラした気分を発散したい時には、激しめの曲。
気持ちが落ち込んでいる時には、ゆったりと穏やかな音楽。
自分で処方箋を作るかのように、曲をラインナップしていたっけ。
東京ブギウギ
言わずと知れた戦後の名曲。
鈴木勝さんの歌詞。服部良一さんの作曲。歌は笠置シヅ子さん。
発表されたのは、1947年。
ブギ(boogie)とはスウィングまたはシャッフルのリズムによる反復フレーズなのだとか。
文字で書くより、音を聴いた方が早いかも。
曲が生まれたエピソードは、服部さんが電車に乗っている時に、レールのジョイントの音と吊革の網棚の淵に当たる音からメロディを思いついたのだそうです。
東京ブギウギがヒットして、名古屋ブギウギ、大阪ブギウギが続いたというから、戦後の立ち上がりを力強く感じさせる曲です。
1947年って、戦後から2年なんですよね。
社会や歴史でしか学んだことはないのだけれど、それでも敗戦はインパクトの強い歴史上の大事件。
笠置シヅ子さんの歌っている映像を見ると、にこやかに楽しそうに歌っています。
サックスも力強く、歌とメロディとステージでこんなにもパワーがあるものかと驚きます。
いつの時代も世の中は動いています。
楽しい時も、辛い時も励ましてくれる音楽。
最近は音楽から遠ざかっていますが、自分の好きな音楽を探してゆっくり聴くと世界が広がるかもしれません。