実りの秋。
もうすぐおいしいお米が収穫できる時期です。
4月の種まきから5月の田植え、およそ5か月かかってようやく稲穂が頭を垂れてきました。
「大雨もあったけれど、おおむね順調に育っているよ。」
北国の父が安堵しながら教えてくれた生育状況。
稲刈りという大仕事が残ってはいますが、今から楽しみな秋の味覚です。
やっぱり主食はご飯
物心ついた時から朝ごはんは、お米のご飯でした。
私が大好きなのは納豆ご飯。
食べやすいし、お腹いっぱい食べられるから。
毎日納豆を混ぜて混ぜて、炊き立てアツアツのご飯にサーっとのせて食べるのが習慣です。
大人になってからは、パンにしたり、寝坊してしまった時にはコーヒーだけとか朝ごはん自体を抜いてしまうことも。
基本的には、しっかりと食べないと元気が出ず、お昼ご飯まで持たない感じです。
最近では、糖質制限とかって耳にするけれど、私には考えられない健康法。
お米が大好きだし、そのほかの食事だとお腹が空いてしまうし。
好きなものを食べて、健康になれたらいいのに…なんて思ったりしながら、毎日しっかりとご飯を頂いています。
おいしいおにぎりの作り方
炊き立てのご飯はやっぱり一番おいしい。
ご飯のお供があったら、もちろんおいしいし、精米してすぐのお米だったりすると、さらに香りが高くて、何をつけなくても甘みを感じてパクパク食べれちゃいます。
アツアツのご飯をおにぎりにして、お昼ご飯の携帯食にしておけば、美味しさを包み込んで食べることができます。
その昔『きょうの料理』だったかで、美味しいおにぎりの作り方を見てからというもの、職場に持参するお昼ご飯はおにぎり率が高くなりました。
お米だけでもおいしい、塩おにぎり。
コツは、準備を少しだけ手間をかけるだけ。
簡単だけど、ひと手間かけると全然味が異なるんです。
忙しい平日だとザルにで給水せずに、水に浸したまま炊飯器で給水させてしまったり。
精米した直後や新米の時には、このやり方でご飯を炊いて、頂いています。
エネルギーの源
時代劇などに出てくるおにぎりって美味しそう。
おにぎりを包んでいる笹も美味しさを引き立ててくれています。
よく考えてみると、あの笹の役割って、おにぎりを携帯する役割と、通気性を保つ役割を担っているんですよね。
通気性が保たれれば、雑菌が増えにくくなります。
昔の人が生活の中で生み出した知恵が科学的なことに驚かされます。
今も昔も人々のエネルギー源であるお米。
炊き立てでも、時間がたっても美味しく頂けるお米って、万能食材です。
今年の新米にありつけるのも間もなく。
お天道様や作ってくれた農家さんに感謝して、ひと手間かけた炊き立てご飯を楽しみにしています。