春は、たくさんの原色を見かける季節。
中でも黄色が多いような気がします。
季節が様々なチャレンジを後押ししてくれる時期。
赤・青・黄色…。
子どもたちの帽子やランドセルも黄色が多いですよね。
危険がありならも、元気に咲く花たちから安全を学んだお話
原色の季節
いつものお散歩コースである河川敷を皮切りに始まった今年の春巡り。
河川敷が一番に賑わう桜の季節を過ぎて、にぎやかさは少し穏やかになりました。
少し離れた、県道脇には、垣根のようにツツジが道を往来する車やバイク、自転車を応援するかのように赤、白、ピンクと沿道を染めています。
車道脇の歩道には、ボタンが咲いていましたが、見ごろは終わりかけ。
藤の花ももう間もなく終了です。
花の好きなお宅の玄関先でも、たくさんの色のマーガレットやパンジーが咲いていて、元気をもらえます。
元気な子どもたち
花も元気ならば、人間も元気。
新一年生は、毎朝決まった時間に、黄色のランドセルカバーをかけたランドセルと黄色の帽子をかぶって、集団登校の場所までやってきます。
最初はモジモジしていたみたいだけど、お友達が出来てからは、元気な声が聞こえます。
ベランダに洗濯物を干すときに、元気な声が聞こえると、こちらまで元気なります。
あるとき、ゴミ捨て場にゴミを運んでいるときに、元気に「おはようございます」と声をかけられたときには、その声の大きさに圧倒されたものでした(笑)
「元気が一番、元気があればなんでもできる」
アントニオ猪木さんの言葉。
言葉に嘘はありません。
心にはいつも黄色信号
河川敷の菜の花も、長く元気に咲いています。
道端で咲くタンポポも元気よく咲いているのを見かけました。
小さいながらもあちらこちらに種を飛ばし、根を張り花を咲を咲かせる姿には、生命力やたくましさを感じます。
そういえば、新一年生が使用する黄色の帽子や黄色のランドセルカバーは、車から子どもたちを守ろうと作られたもの。
自動車の普及とともに増加した交通事故から子どもたちを守ろうと、昭和30年代から始まったものなのだそうです。
小さな背中に大きなランドセルを背負って黄色の帽子をかぶった子どもたちを見かけると頬が緩みますが、その黄色には先人たちの子どもを守りたいという気持ちが繋がっているんですね。
外には危険がいっぱい。
子どもたちの元気や笑顔に頬を緩ませながら、自転車やバイク、車の運転時にはハンドルを握る大人として自覚が必要なのだと思いました。
いつでも、心に余裕と黄色信号を灯して、安全運転を心掛けたいものです。