あと1カ月もするとグッと春が近づきます。
そんな中、冬もまだまだ遊べるよと教えてくれるように、雪の予報がチラホラ。
雪だるまが作れるくらい雪が降ってくれたら嬉しんだけれどなぁ。
都会では、多くの人の生活に影響が出てしまうから、楽しみ半分、不安半分。
冬の遊び
冬の遊びと言えば、童謡『お正月』でも歌われるように、凧あげやこま回し。
どちらも屋根のある外での遊びの感じがします。
けん玉も昔遊びの一つですが、音楽に合わせて技を披露したり、ゆるく遊ぶこともできるし、極めればダンスのように楽しむこともできる広がりがあるのも令和ならではの遊び方。
寒いからなんとなく、お家でテレビやYouTubeが遊びの主流になっちゃうけれど、安全な場所さえ確保できれば、昔遊びもやってみたいところ。
さてさて、お手本見せられるかな~
初めてのコマ
かれこれ数十年ぶりのコマとの出会いは、ファミリーレストランでした。
混みあう時間帯を避けて、ファミリーレストランでテイクアウト。
お子様セットを頼んだところ、おもちゃのプレゼントがありました。
子どもたちは料理をそっちのけで、おもちゃ選びに没頭。
そこで、コマに初めて出会ったのでした。
コマに紐を巻き付けて回すタイプで昔ならではのコマ。
数あるおもちゃの中から、「これがいい!」と勢いよく選んでくれました。
回っているのを見たこともないコマが良いという子どもたちの直感は、時代を問わないんですね。
私はといえば、小学生の時に少しやってみた程度。
だから、お手本が見せられるかどうかも怪しいレベル。
でも、楽しそうだからやってみよう!
まずは、コマを紐を使わずに、回して見せます。
指で捻って、クルクル回して見せます。
回る時間は少しですが、初めて回るコマをみて大興奮する子どもたち。
「回っている、回っている~」
ちょっとだけ、完成形を見せてあげられました。
次は、紐を巻いてグーンと紐をひいて回す方法。
これは、なかなか難しい。
まずは、コマにしっかり紐を巻くところが難しい。
ちょっと緩いとグニャグニャになってしまいます。
コマに紐を巻けたところでも、力加減や真っすぐに投げられなかったり、失敗が続きます。
ここで諦めては、子どもたちに諦めることしか残らないかもしれないとチャレンジを続けていると、ようやく出来るようになりました。
コマで学べる事
仮にきれいなお手本を見せてあげられなかったとしても、チャレンジを続けてみることや失敗しても何度でもやってみることが見せられればいいかなと思います。
けん玉もコマ回しもすぐに出来るものではないけれど、練習をすれば出来るようになる可能性のある遊び。
練習すれば、成功する可能性が上がるよ、ということを教えてあげられる遊びでもあるんですね。
大人もチャレンジすることで、楽しく遊べるのも良い点です(笑)
それから、コマ回しは、コマに紐を巻くところなどは指先や手を使うし、投げるところは、手首のスナップも自然と身に付きます。
コマを上手に回すという目標に向かって、子どもたちなりに体を工夫できるのも良い点ですね。
昔遊びは、難しいけれど、出来た喜びは半端なく嬉しいし、楽しいです。
だからこそ、今まで伝承されてきているんでしょうね。
素敵な出会いに感謝。
見直してみたい、昔遊び。
新たな発見があるかもです。