虫たちとの共存共栄。防護策も練りながら、ほどほどの距離間で興味をもつ

暮らし

今日は6月4日。ムシ(虫)の日です。

今年の5月はスッキリとした五月晴れが少なかったので、元気のよい虫は見かけなかったな~とか思っていました。

植木鉢の下や草むらなど、きちんと環境に合わせて虫たちも過ごしていたようです。

そろそろ梅雨。

水が好きな虫たちも続々と登場します。

私の方も対策しなくては。

地球上で最も繁栄している生物

世界には約100万種の昆虫が知られていて、地球上で最も繁栄している生物と呼ばれているのだそうです。

しかも発見されてる数が、100万種類なだけで、未確認の種類も含めると2000万種類にもなるではないかと予測。

昆虫は、暖かいところ。つまり、緯度が低いところに多くの種類が存在してます。

寒さにはあまり強くないということなのでしょうか。

未開の地があるといわれる南米のアマゾン川流域には、地球上に住む昆虫の約半分が存在しているのではないかともいわれています。

虫捕りしていたあの頃

私が小学生くらいだった時。

草地はたくさんあったし、空き地もあって、今となっては不法侵入にあたるのかもしれませんが、山に入ったり藪に入ったりして虫を捕ったりしたものでした。

30年近くなった今は、宅地の開発がなされたことと、他人の土地に無断で入ってはいけないという社会ルールもあるので、私のような子どもたちは、ぱったりと見かけなくなったとのこと。

時代の流れを感じてしまいました。

おかげで私は、虫を見るだけなら怯えることはありません。

いつの頃からか、乙女になったのか、積極的に触ることはしなくなり、素手で触れることに若干の抵抗が生まれてしまったのですが、触ろうと思えば触れるレベルです。

距離が離れると苦手意識が増えるのですかね。

自宅の中に虫がいると不快に思うし、外にいても不用意に虫が寄ってくると払いのけたくなります。

テレビ番組から

我が家で過ごしていると、自宅の中は虫はいないはずだし、外も極力虫が発生しないように工夫をしています。

防虫剤を吊るしたり、スプレーを拭いたり、窓辺には虫が寄り付きにくい香りの花を置いたりしています。

いつの間にか、虫を避けるように生活してきたんですね。

お陰で、自宅近くで昆虫図鑑に載っているような虫を見かけることは、ほとんどありません。

これがいいことなのかは分かりません。

そんな時に、NHKのEテレで見かけた番組『昆虫すごいぜ!』

俳優の香川照之さんがカマキリ先生に扮して、昆虫の魅力を伝えてくれる番組です。

この番組は、私が小学生だった時の頃を思い出してくれるような番組。

大の大人が虫捕り網を振りかざして、虫を捕る。

原始的なんだけど、思い出深いし、自分の子どもたちには伝えていない新鮮な空気を運んでくれます。

この番組のテーマは、「人間よ、昆虫から学べ!」

太古の昔からこの地に住む昆虫は、人間よりも地球の事を知っているはずだし、環境にも対応してきているはず。

何となく、地球は人間がコントロールできているように錯覚していることもあるけれど、実はそんなことはないんですよね。

環境問題や地球について広く学ぶ上で、様々な進化を遂げてきた虫たちから多くの事を学びたいですね。

蚊の季節

そうはいっても、自分自身が不快になるのも困る。

梅雨が近くなったからか、田んぼの水が入り始めたからか、用水路の水がとうとうと流れているためか、湿度が上がり、水好きの虫たちが多くみられるようになってきました。

その代表的な虫が、

この時期から初秋までの、私の敵です。

ただ血を吸うだけならいいのですが、そのあとの痒みは何とも止められません。

蚊だって生きていくのに、子孫を残すのに必死なのだろうけど、そこまでは許容でないので、やっぱり蚊の対策は怠らずにしたいもの。

自宅内はハッカ液やアースマットを中心に。

自宅外は虫よけスプレーや吊るすタイプのもう駐在、蚊取り線香などを置いて、蚊の攻撃を受けないように防護柵を練りました。

昆虫から学び、共存したい一方で、防護も策を練って、共存共栄って難しいですね(笑)

ほどほどの距離間で、虫たちに興味を持ってみたいと思います。