【チャイルドシート】ベビー専用か兼用か。シートベルトかISO-FIXか、購入備忘録

子育て

予定日まであと2カ月と迫ったある日、「そろそろチャイルドシート買わなくちゃね」と家族が気にし始めました。

それまで、なんとなく、買わなくちゃな、とは思っていたものの、体も重くなってきたし、気持ちも億劫になってきて後回しにしていたのでした。

そんなときに、家族からショッピングのお誘いがあり、ヨッコラショとチャイルドシートを購入に進んだ時のお話。

種類は4つ

赤ちゃんが乗車するシートの種類
  • ベビーシート:乳児専用
  • チャイルドシート:乳幼児兼用
  • シートベルト固定型
  • ISO-FIX固定型

何となく知っていたような、知らなかったような種類。

それぞれ考えられて作っているので、知れば知るほど迷ってしまうという(笑)

私が感じたメリットとデメリットを挙げてみました。

ベビーシート

ベビーシートを使う赤ちゃんの月齢は、生まれてから10ヶ月頃まで。

ベビーシートの着用に関して厳密な年齢の制限はありません。

頭が大きくて重く、首がしっかり発達していない時期なので、目安として、身長70cm以下、体重10kg未満ともいわれています。

ベビーシートは後ろ向きに装着します。

ベビーシートのメリット

寝かせたまま運べるベビーキャリーやバウンサーなどベビーシート以外の使い道もあります。

ベビーシート専用に作られているため、安心感も高いです。

車での移動が主な方や赤ちゃんの時はベビーカーを使用しないかもと考えている方にオススメ。

ベビーシートのデメリット

赤ちゃんの時期から使えるので、とても安心なのですが、赤ちゃんの成長に合わせて買い替えの必要が出てくることがデメリット。

コスト面も気がかりになるので、レンタルなどを上手に利用すると良いかもしれません。

チャイルドシート

乳幼児兼用のものもあって、シートをリクライニングして、専用のプロテクターを使用すれば、病院から退院する時から使えるものがあります。

1歳未満の頃はシートを後ろ向きに、幼児期になったら前向きにと両方の向きに変えられるのが特徴です。

チャイルドシートのメリット

使用期間が長いことです。

赤ちゃんの時から幼児期まで買い替えの必要がなく、赤ちゃんの時から4歳頃まで1台で過ごせます。

回転シートで乗せ降ろしが楽なものを選ぶと、使い勝手がアップします。

チャイルドシートのデメリット

乳幼児兼用タイプは、バスケットの部分が結構ボリュームがあるため、車の中で場所を取ります。

ボリュームがあることから衝撃を守ってくれて、安全なんだろうとは思いますが、それなりに重量もあって、10kgを超えるものがほとんどです。

車の大きさや安全面を検討しつつ選ぶと良いかもしれません。

シートベルト固定型

従来からある固定方法です。

シートベルト固定型のメリット

2012年以降に製造された日本の車にはISO-FIXに対応しているのですが、それ以前に製造された車は、ISO-FIXが取付できないことがあります。

シートベルト固定型であれば、車の製造年を気にしなくとも使用することが可能です。

シートベルト固定型のデメリット

車のシートベルトを使って取り付けるのに、初めは慣れずに結構、難儀します。

ガッチリ固定させるのに、力も必要だし、1人で取付しようとすると結構大変です。

時間もかかるので2人とかで協力すると取り付けやすいかもです。

ISO-FIX固定型

ISO-FIXのメリット

チャイルドシートを簡単に取りつけできます

そして安全性も高いです。

ISO-FIXに対応しているかどうかは、メーカーが出している「車種適合表」を見て確認しましょう。

適合していたら、車にISO-FIX専用の金具があるので、ガチャっとはめるだけ。

時間も手間もかからずに、グラつきもなく安心です。

ISO-FIXのデメリット

専用金具をはめ込むことから、車にISO-FIXの金具が装着されていない場合は、取り付けることが出来ません。

チャイルドシートメーカーが出している「車種適合表」を見て確認しましょう。

シートベルト固定型と比べて安全性が高いのですが、価格も高いです。

赤ちゃんをお迎えするのに何かと物入りな状況だと思うので、使用頻度や安全性、価格、安心感など、購入した方が良いかレンタルにした方が良いか検討しても良いかもしれません。

車のどこに取り付けたらいい?

一概にここが安全ということはないようですが、後部座席につけることが原則のようです。

我が家でも後部座席です。

2012年以降に製造された車にはISOFIXが後部座席の左右どちらにもついています。

左車線を走ることを考えれば、チャイルドシートを後部座席の左側につけた方が、より安全ではないかと思います。

おわりに

そんなこんなで、赤ちゃん用品店をハシゴし、カー用品店をハシゴし、サイトを巡回して我が家が決めたシートはコレ。

エールベベ クルットNTプレミアムです。

もう古いかも。

赤ちゃんの姿勢が丸くなるから、泣いたりぐずったりすることはありませんでした。

結構重いので、車のシートに着けるときは、少しだけ、てこづりましたが、つけてしまえば問題なし。

回転式で乗せたり、外したりするのもラクラクです。

赤ちゃん用品店やカー用品店は実際に試着することが出来る場合がありますし、専門知識を持った店員さんがいる場合があります。

私は調べていくうちに、自分が大事にしたい気持ちはなにかが明らかになって、赤ちゃんをお迎えする気持ちが高くなりました。

出産前に準備しておきたいけど、身体にあったものが欲しいという方は、レンタルも検討してはいかがでしょうか。

ダスキンやホクソンベビーなどはきちんとクリーニングもしてくれているので、安心です。

また、金銭的に購入ができないなどのお悩みがある方は、住んでいる自治体や支援団体を調べてみると、補助金を出していたり、無料貸し出ししてくれるところもあるようなので、チェックしてみてくださいね。