落ち込んだとき、とりあえず何か食べることにしています。
食べると元気が出るから。
これは、身体が温まるからではないかと思ってます。
口から入った食べ物を消化するために、身体の中の器官がフルパワーで働きだす。
落ち込んでいる暇もないほどの全速力で働くから体が温かくなるのだろうと思っています。
体の中に入った食べ物からエネルギーを得て、身体が温まり、一生懸命働いた内蔵を休めるために、眠くなるのだと勝手に解釈しています。
冬はみそ汁を筆頭に
寒くなると風邪をひきやすくなるのも、同じ原理ではないかと思い、冬は暖かいものを中心に食べています。
それから、外からの寒気もできるだけ避けるように、衣服も住居も整えます。
まずは、食べ物。
みそ汁は毎日の朝に欠かせません。
ご飯が進むし、手っ取り早く、身体が温まる気がします。
お味噌を溶かして飲むだけでも温まりそうですが、せっかくなので、野菜をたっぷり入れて具沢山にしてしまいます。
今年は、優しい母さんの味ますやみそに出会ったので、更にみそ汁を飲む機会が増えそうです。
農繁期の豚丼
ご飯は何がいいかな。
やっぱり母さんの味、豚丼かなぁ。
私の実家は農家で、農繁期はとても忙しく、ちゃちゃっと食べられるものが食卓に上がりました。
お天道様のいる間だけの野良仕事は、時間との勝負。
食事ぐらいゆっくり食べればいいのに、家族のみんなが急いで食べて仕事に出かける姿は、今思い出しても滑稽です。
そんな私の実家のごちそう、豚丼。
お肉がたっぷりのタレにからめられて、それはそれは豪華な一品でした。
外で働いてきた父や祖父を元気づけさせる豚丼は、短時間で見た目も味も豪華な一品。
一日を疲れを忘れさせてくれるものでした。
とん田の豚丼
農業王国、北海道。
一時は就職と永住も考えた土地です。
この広大な土地で農業をやっている方々、本当に頭が下がります。
見ている限りが私の土地なんだよ。
宗谷地方出身の友人が教えてくれた農地は、途方もない広さ。
大型重機があるとはいえ、気の遠くなるような作業です。
美味しいジャガイモやニンジン玉ねぎ、かぼちゃ、大豆などスーパーに行けばお手ごろ価格でなんでも手に入る都会にいると忘れがちになりますが、一生懸命に働いて出荷してくださる人のことを忘れてはいけないなと思っています。
そんな友人がおすすめの北海道十勝地方の豚丼のタレ。
「タレが美味しいからね、ご飯にかけても旨いのよ」と教えてくれました。
それが、北海道帯広市で豚丼屋さんを営む、とん田さんの豚丼のタレ。
あまりのおいしさに、北海道に行ったら必ず立ち寄るお店になりました。
子ども用に、お肉を小さく切ってくれるサービスも気に入っています。
作り方は簡単。
スジを切った豚肉をフライパンで焼いて、たれを入れるだけ。
少しだけタレにも火を通すとさらにおいしくなります。
豚肉はロースが一番おいしいと思いますが、バラでもヒレでも美味しいです。
簡単だから、忙しい時も手軽に美味しくお腹を満たしてくれます。
子どもたちにも大人気のメニュー。
冬に向けてまだまだ秋の味覚を堪能しよう。
食べた後は、お昼寝でもしたいところだけど、紅葉の秋、体育の秋ということで、自然を散策してみよう。
そうするとまた次の食事が美味しくなるから♪