ここ数年、文字を書くことが少なくなりました。
先日、級友から手書きのハガキが届きました。
珍しいからか、頂いた手紙の文字から温かみを感じられました。
進化している今だからこそ、感じられる感覚なのかもしれません。
新しいもの。古いもの。いろんな刺激を楽しみたいものですね。
煩雑だけど便利なオンライン
ポケベル世代ではないけれど、ネットの普及とともに時代を過ごしてきた身としては、検索すれば一般的なことは分かるということは理解しているつもり。
便利なのに登録したり、更新したりするのが面倒くさいなと思うのは、性格上の問題かもしれません(汗)
今までは出向いて申請をしなければならなかった書類なども、オンラインで手続きできたりする現代では、とっても便利でスピーディになりましたね。
自分のペースに合わせてオンラインで手続きができることは、画期的な進化だと思います。
のろまな性格は進化することは容易ではないけれど、なんとか時代についていけるように、踏ん張っていきたいものです。
便利の裏側で
小学生の今時期は絵日記に勤しんでいました。
文字と絵のついた日記。
今日あった出来事を分や文字にまとめて一枚の紙に書いていました。
絵は描かなくなっても社会人になってからも、続けていた日記ですが、忙しさに負けていつの間にか止めてしまい。
メモもスマートフォンに入力するようになってからは、文字を書く機会がグッと減りました。
文字を読む機会は変化ないと思うのですが、手を動かして書くことをしなくなると、いざというときに書けなくなってしまうものなんだなぁと強く思います。
どういう字だっけ?
検索するのもスマートフォンの出番。
もう、生活の中にスマートフォンがなくてはならないものとなっているのが、何とも悲しいところだったりします。
手書きの温かみ
数年ぶりの暑中見舞いがハガキが届きました。
差出人は北国に住む級友。
記載してあった内容は、大したものではないのですが、その文字からは、温かみと力強さが感じられ、元気で過ごしているのかなと感じ取ることができました。
電話でお礼を伝え、久しぶりの長話をしていると、文字から得た情報とピッタリ。
同じ文字でも機械的な文字とは違う、メッセージを発するのが手書きの文字なんだなぁと、ひしひし感じました。
手書きの手紙というツールは、現代では珍しい部類に入る連絡手段。
思いを紙にぶつけ、遂行しながら自分で選んだ文字が、相手に伝わる形。
相手を思い、一生懸命言葉を探すからこそ、温かみにあふれたり、文字に思いが伝わるのかも。
忙しい現代。
時間に追われる日々。
簡略化できるものは簡素化したい。
合理性を求めて生活をしている状況下では、時代に逆行する手書きという手段。
時には立ち止まって、自分の考えを整理をしたり、自分の思いを相手に伝える場面に手書きを活用するのは、自分自身の心と頭を整理して、思い託せる一番の方法なのかもしれません。