材料2つ作り方簡単。牛乳パックで自家製ヨーグルトを作ってみました

暮らし

お風呂上がりに飲む乳酸飲料。

牛乳でもヨーグルトでも冷えていると体に染み渡る感じがして大好きです。

ネットサーフィンをしていたら、自宅でヨーグルトを無限に作れるというのでやってみました。

材料

牛乳とヨーグルトだけです。

  • 牛乳 1L
  • ヨーグルト 大さじ3.4杯

牛乳は、成分無調整牛乳で乳脂肪分が3.5以上あるものがいいようです。

ヨーグルトは何でもOK。

R-1とかうまくいくみたいですが、あいにく我が家にはないため、自宅にあったダノンヨーグルトの無加糖を入れることにしました。

お砂糖が入っているものでも大丈夫です。

作り方

  • 牛乳を常温に戻す
  • 使用するスプーンやマドラーを熱湯消毒する
  • コップに牛乳を少し入れて、ヨーグルトと混ぜ合わせる
  • ↑をコップから、牛乳パックへ入れる
  • 牛乳パックにふたをして、待つ
牛乳を常温に戻して、器具を熱湯消毒

牛乳は常温保存可能商品でない限りは、たいてい冷えていますよね。

まずは常温に戻すことから始まります。

室内にそのまま放置でもいいのですが、この時期なので、ちょっと心配。

私は、ボールにお湯を張ってその中に牛乳パックごと入れて急速に常温に戻しました。

その間に鍋にお湯を沸かし、使用するスプーンと小さなコップとマドラーを熱湯消毒します。

コップとヨーグルトを混ぜ合わせて、牛乳パックへ

熱湯消毒をしたコップに、牛乳を適量入れます。

あらかじめ用意した増やしたいヨーグルトを大さじ3.4杯くらいコップの中に投入。

グルグル混ぜ合わせます。

混ざったところで、牛乳パックへ戻します。

あとは、牛乳パックにふたをして待つのみ。

12時間後

固まっていませんでした。

味見してみると、ほんのりヨーグルト風味のある牛乳といった感じです。

飲めなくはないけれど、牛乳感が強い。

もう少し時間を置いてみました。

18時間後

少し固まってきたような気がしました。

味も、12時間後に比べると牛乳感抜けてきてヨーグルトっぽくなってきた感じがします。

もう少し時間を置いて観察することにしました。

24時間後

完全ではないですが、ほぼ固まってきました。

冷やすとさらに固まるとのことで、常温から冷蔵庫へ移動。

冷やすと…

固まりました!!

味は、ヨーグルトです。ほんのり牛乳風味かな。

でも、本物のヨーグルトです!ダノンヨーグルト増殖成功!

一緒にR-1も作ったのですが、固形のヨーグルトよりも、R-1などのヨーグルト飲料の方が作りやすいと思いました。

作ってみた感想

お手軽にできてお財布的にはいいのかなとも思いました。

ただし、今は梅雨時期。待っている間に、少し不安がよぎりました。

腐ったらどうしようと。

でも、ヨーグルトって発酵食品。

発行と腐敗の違いって何よ。

お腹が痛くなるかならないか

NHKの『チコちゃんに叱られる』によると、発効と腐敗の違いは「おなかが痛くなるかならないか」なのだそうです。

発酵も腐敗も微生物がつくりだす力のことで、人間にとって有益であれば発酵

有害であれば腐敗なのだそう。

人間様が勝手に決めた基準なのですね。

納豆やチーズなども同じです。

乳酸菌を増やすために、25℃程度で発酵させていますが、この温度は、乳酸菌だけでなく、大腸菌や黄色ブドウ球菌も育ちやすい環境。

増やしたい菌だけ選別することは不可能。

お腹が痛くなるリスクもあるということです。

少なくとも、温度と発酵時間には気を遣うべきなのかなと思いました。

とにかく素早く。

乳酸菌が増やす温度の環境を作って密閉。

発酵時間を短縮して、出来上がったらすぐ食べることかなと思いました。

メーカーが作ったヨーグルトはきちんとリスク管理がなされているので、その安心材料も含まれています。

とはいえ自分で作って食べるのは、出来上がった喜びもあるし、楽しいですよね。

私的には、今回は成功したものの、少なくともヨーグルトメーカーを使用して温度管理をした方がベターだと感じました。

自分なりにリスク管理をしながら、自作を楽しんでいきたいと思います。