納豆の日。朝食は納豆ご飯で決まり。戦の途中で出来上がった納豆。今日もネバネバパワーで元気いっぱい

暮らし

我が家の朝食は納豆ご飯が定番。

スルスルっと啜りながら、栄養もエネルギーも満点の食品です。

最近では納豆の豆自体も、納豆にかけるタレも美味しくなって、試すのが楽しみ。

今日は納豆の日。

私の元気の素。いつもそこにあることに感謝です。

朝食の定番

ご飯派の私は、毎日の朝食を欠かしたことがありません。

納豆、味付け海苔、目玉焼き、焼き鮭、お漬物…

ご飯に合うものとみそ汁を加えた献立が私の定番。

私の実家がコメ農家であったとということも一因かもしれません。

とにかく、お米を食べなければ、力が出ないような気がして、進んでお米を食べていました。

先入観が強すぎる

朝食にパンを食べてみたのは、独り暮らしを始めた大学生のころ。

テレビのコマーシャルでおいしそうにトーストしたパンを頬張る女優さんを見て、美味しそうと感じたところからでした。

今でも大好きな食パン。ダブルソフトのCM。

私も真似をして、トーストしたダブルソフトにバターを塗って、パクリ。

「おいしい~♪」

トーストとコーヒーって合うんだな~と思ったものでした。

少し大人になった気分で、朝はトーストとコーヒーを定番化しようとした時期もありました。

ところが…

お昼前の11:00ごろになると、お腹が空いてしまうのです。

早く、お昼時間来ないかな~

2時限目の講義を受けている途中でお腹が空いてしまい、「グー」と鳴る日も珍しくない。

お菓子を忍ばせて口にしていたこともありましたが、朝食をもとの納豆に戻すと、空腹を感じることはありませんでした。

それ以来、私の朝は納豆から始まります。

一方で、夫の食事といえば、パン派。

夫は、大阪生まれで両親が朝食は、パンと決まっていたことから定番化したのだそうです。

夫の自宅では、納豆を食べることもなかったということで、「納豆を買ったこともない」と聞いた時には、さすがに驚きました。

食生活って各家庭で異なるんですね。

私がいくら、納豆の美味しさ、食べやすさなど有益性を話したとしても、なんとなく手にすることができない夫。

香りと風体が、「ちょっと…」なのだそうです。

東高西低?

今日は、納豆の日。

なっ(7)とう(10)の語呂合わせが起源。

「関西納豆工業協同組合」という組織が、関西での納豆の消費拡大のために制定したのが始まりだそうです。

夫が子どもだった頃は、お店に売ってなかったとのことでしたが、今ではそんなことはなく、スーパーにも陳列されている納豆。

関西の方にもだいぶ納豆が認可されてきたということなんでしょうね。

今でも関東以北の方が消費量は多いようですが…。

納豆を最初に作ったのは,源義家だと言われています。

平安時代の中ごろにあった後三年の役。

八幡太郎義家と呼ばれていた、源義家は反乱を鎮めるために東北に向いました。
今では世界遺産でもある岩手県平泉町のあたりに陣をかまえ、農家から集めた大豆を煮ていた時に、急に敵が襲ってきました。

煮ていた大豆を捨てるのはもったいないと思い、兵隊たちは、煮豆をワラに包み、馬の鞍につけたり、背中に背負ったりして戦いました。
数日して、ワラを開けててみると、煮豆はネバネバ糸を引く「納豆」になっていました。

食べてみると、美味しく、栄養も豊富であったことから、岩手から京都への帰り道に立ち寄った各地で広めたということです。
納豆というと水戸、茨城県というイメージがありますが、岩手県が発祥地なんですね。

2021年の納豆の消費量1位は秋田県、2位は福島県、3位は青森県。岩手県は12位

東北地方での消費が特に多くなっている理由も発祥地から近いことが関係しているかもしれません。

戦の最中で偶発的に開発となった「納豆」

部活の試合前には、ネバリを出すために、必ず朝は納豆と決めていました。

納豆には八幡太郎義家の思いも乗っているのかもしれません。