水の日&水週間に思う。自然の恵みを当たり前に利用できるからこそ、感謝と節水を

暮らし

1か月くらい前、当てのないドライブに出かけた時のこと。

自宅からほど近い大きなダムが渇水していました。

湖面が低下した影響で、遊覧船もコースを変更するくらいの深刻度。

普段は深くて見えない湖の奥底が、干上がって出没。

新しい発見もあるけれど、複雑な感じ。

8月1日は水の日

8月1日から7日までの1週間は水週間なんだそうです。

蛇口をひねると出てくる水。

お天道様の恵みに改めて感謝ですね。

梅雨時期の水不足

今年の梅雨は、空梅雨だったのでしょうか。

5月が五月晴れの恵みをあまり感じられなかったな、なんて思っていたら、そのまま梅雨に突入。

五月雨が、梅雨になったのかねぇ、なんて思ったりしていました。

ところが、梅雨に入ると雨があまり降らず。

6月には、ダムからの取水制限のニュースが出るようになりました。

取水制限が県から発表されても、なんとなくピンときておらず、そのまま流れていたニュース。

6月のある日、ドライブに出かけダムを通りかかったところ、渇水して湖底が見えているダムを見かけました。

思わず、立ち止まるほどの渇水状況。

自宅に帰って調べてみると、ダムの貯水率が20%と危機的な状況になっていました。

飲料水優先で、農業用水や工業用水は制限が行われていたようで、実生活には危機は及ばなかったようです。

渇水していたダム湖も、その後の前線の影響など、梅雨が明けてから雨の時期が続いて、今では8割以上の貯水率。

街中で生活していると雨は面倒だなと思いがちですが、水源地にとっては恵みの雨になるんですよね。

水週間

8月1日は、国土交通省が制定した水の日

新聞広告で見るまでは知りませんでした。

水の日の制定は昭和52年。

年間を通じて水の使用量が多く、水についての関心が高まる時期である8月の初日を水の日としたのが理由なのだそうです。

さらに8月1日から7日までを水週間に設定。

水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めることを目的にしているのだそうです。

祝日であるわけでもないので、まだまだアピールの余地のありそうな記念日です。

当たり前だから感謝

ここ数年、水の災害を聞かない年はないですね。

自然の水は、時に人間に向けて脅威となることもあります。

恵みとなるか脅威となるかは紙一重。

蛇口をひねれば安定して水が使えるのは、私にとっては当たり前のことになっていますが、その陰で、自然と向き合い安定供給してくれている人たちのことを忘れてはいけないなと感じました。

ダムに限らず、日常生活で当たり前に使っているモノやコトに目を向けると、様々な人との関りがあるんだなとつくづく思います。

新聞広告で偶然発見した水の日水週間

そして、今日は水週間最終日。

自然の恵みを当たり前に利用できるからこそ、感謝を忘れず、節水に心掛けたいなと思うのです。