やめるのは簡単。始めるのは億劫。自然の中の自分を認識するために歩き始める

暮らし

完全な夏バテ。

対策はしていたのだけれど、夏風邪をひいてしまったのを機に、流行風邪の心配もあって外に出ることを控えたことが招いた結果。

日課の散歩もここ2週間余りご無沙汰の状態。

久しぶりに外に出てみると、まぶしいやら、しんどいやら。

ここを乗り越えて、新たに身体を作っていかないと。

やめるのは簡単

今年の目標でもあった、体力の維持。

外が大好きな子どもたちと、公園や藪の中を歩いて見たり、自然と触れ合うためには、体力が必要。

家族と楽しい毎日を送るために、基礎体力を維持しつつ体を動かしていくことを目標としていました。

真冬に始めた日課の散歩も、雨の日を除いてはほぼ毎日行っていました。

はじめの頃は、ゆっくりでも次第に体力がついてくると同じ距離が短い時間で到達出来てきたものモチベーションになりました。

小さな変化は大人になっても嬉しいもの。

気を良くして、「もう少し先までいってみよう」と乗り気になることも多々ありました。

梅雨の戻りのような雨が続いたある日。

湿気と高い気温から、エアコンをつけっぱなしにして寝てしまった日のことでした。

「ちょっと風邪かな」

そんなことを思っていると、みるみる悪化。

発熱までしてしまいました。

世間は、流行風邪が流行っている状況。

慌てて、キッドを取り寄せて陰性を確認。

安心しつつ、早く治すつもりで床についたのでした。

床についたからと言って、治るわけでもなく、だるさは増す一方。

水分だけは取るべきでしたが、何となく辛さが勝って、水分も食事も激減してしまいました。

日課の散歩ももちろんストップ。

年明けから、続いていた運動の習慣もあっけなく途絶えてしまいました。

始めるのは億劫

風邪が治ったのは4日後。

ゼリーから食べ始めて、ようやく少し動けるようになりました。

外気は暑いし、雷雨のような強い夕立があったせいで、外にも出ることなく、エアコンで過ごしやすい気温と湿度に設定された部屋で10日余りを過ごしました。

小学生から夏休みの声が聞こえてきたとき。

本格的な夏を乗り切るために、散歩を再開しようと考えました。

ところが、気持ちが少し乗り気になったくらいでは、鈍ってしまった身体は動きません。

暑そうだな。

日焼けしそうだな。

また風邪ひいたらいやだな。

ネガティブな感情が次から次に出てきます。

継続していたことをふとしたきっかけでやめてしまうのは、簡単。

そこから、はじめること。始めなおすことは大変だし、億劫。

そこは気合でガーッと乗り切るしかないんですよね。

少しずつでも

気合というほど力を入れたわけでもないですが、まずは外に出てみようということで、夕暮れ時の少し暑さも落ち着いた時間に外に出てみることにしました。

外の空気はやっぱりおいしい。

自然の空気に触れることで、少しずつ自分を取り戻していきます。

深く深呼吸をした後で、少しだけ歩いてみました。

驚くほど、体力がなくなって、少し歩いただけでも、足がつりそうになる始末。

風邪のせいで咳も出ていたこともあり、心なしか息もハクハクしがち。

思っていた以上に、体力は低下してしまったようです。

体力がなくなると、外で歩く喜びや周りを見回して発見する楽しさまで無くなってしまい気持ちまで滅入ってしまいます。

今の状態が、夏バテからの体力低下なのかもしれません。

悲観していても、体力の向上にはつながらないので、無理しない範囲で、少しずつ運動量を積み重ねていくほかないなと思っています。

まずは、一日のリズムを取り戻すために、十分な食事と十分な睡眠をとり、もとの生活に戻していくことが第一目標。

そこから、ストレッチで体をほぐしながら、散歩道を少しずつ歩いてみる。

自然の空気を吸って吐いて。

自然の中にいる自分を取り戻していこうという計画。

振り出し以前に戻ってしまった感もありますが、また始めてみようかと気持ちが始動しました。