普通の日を特別に。やり慣れないことをやってみると前向きになるかも。

思うこと

ついたち

カレンダーをめくるのもあるのだけれど、新しく始まるってなんだか新鮮。

フレッシュな気持ちをそのままに、今日は何ができるかな。

晴れの日にしかできない

少しだけ開けたカーテンの隙間から、朝日が舞い込みました。

今日も晴れ。盛夏の朝日です。

太陽が高くなると、暑さも増してくるので、やらねばならぬ洗濯や掃除を済ましてしまいたいと少しだけ早起き。ついたちからの影響か、スイスイ家事もはかどったので、なんだか気分もルンルンに。

せっかくですから、晴れの日にしかできないことやってみましょう。

傘干し

梅雨の時期、毎日のようにお世話になった傘。

そういえば適当に干して玄関に置いたままだった。

こんなに暑いと夕立に遭遇するかもしれないし、傘の準備はしておいた方がいいわよね。

ということで、防水スプレーを葺いて、ベランダに干してみました。

雨が降ったら水をはじいてくれるかな。少しだけ雨が降るのが楽しみです。

新しい靴を下す

靴底が減ってきたなと気になって買っておいた靴。

今日はついたちだし、新しい気分ということで靴を新調することにしました。

靴を下すのに何か気にしていることはありますか?

私は、晴れた日の午前中に下すと決めています。

どうしてなのかは、考えて見もなかったのですが、祖母や母から言い伝えられたことから身についたことでした。

このことについてインターネットで調べてみると、夕方から夜にかけて新しい履物を下すのは、「お通夜に冥土に旅立つ仏さんに草履を履かせる」ことに通じるから、縁起が悪いという言い伝えがあるようです。

自給自足に近い生活を長らく送ってきた祖母は、自然とのかかわりが深く、自然のなかに神様や仏様が宿っていると感じていたのでしょう。

新しい靴に神様が宿っているとは思いませんが、足元をきれいにすることは、ビジネスの場面でも当たり前のことですし、足元まで気を配ることで、自分をスッと自立させてくれるような気分にさせてくれます。

靴は、一日の中で長く共にするモノの一つ。

新しい靴に「これからよろしくね」と気持ちを伝えることで、一体感が増すのではないかと勝手に解釈しました。

せっかくなので玄関も

新しい靴を整えて、玄関に下ろそうとすると、玄関の汚れが目立ちました。

普段からたまに掃き掃除をするくらいで、あまり気を配っていなかったのですが、せっかくの新しい靴を下すのです。

玄関もきれいにしましょう。

ということで、古雑巾を硬く絞って玄関を拭いてみました。

意外と土や泥が付いていて本来のタイルの色がくすんでしまっていることに気が付きました。

しばらく乾燥させると、玄関自体はそんなに変わってないような気もするけれど、心が晴れやかになりました。

そこに新しい靴を下すとさらに気分が増します。

どこか出かけてみようかな。

違うことをやってみる

オリンピックもやっていますし、冷房の効いた自宅でテレビ観戦をしていた方が楽しいと思っていたのですが、玄関の掃除→新しい靴を下す行為を丁寧にやってみたら、外に出たくなってしまいました。

じゃ、買い物でも出かけようかとお昼前からスーパーへ。

いつもと違う時間帯。

店内にお客さんも多くなく、朝の時間帯ってこんな感じなんだ、とちょっと新鮮。

開店直後だと店員さんが品出ししていたり、「いらっしゃいませ」の声がひときわ元気よく聞こえます。

果物などを購入して、レジへ。

いつもなら気が付いていない、お会計で目にした募金箱。

なんとなく募金してみました。

わずかな金額でしたが、なんだか晴れやかな気分。

大雨、震災、海外支援。

募金箱って意外とあちこちにあるのですよね。

普段から目にしているハズなのに、何となくスルーしていました。

私ができることなんてこんなことぐらいしかできないけど、このお金が誰かの役に立つとうれしいな。

レジの横にある募金箱にお金を入れるなんて、なんだかこそばゆい気がしましたが、気持ちが前向きになったので、更に気分がルンルンになりました。

カレンダーの中の一日なのだけれど、勝手に特別な日にして自己満足を高める。

靴を下す、玄関の掃除など一つの行為を丁寧にやってみると気分が変わります。

募金など普段やらないことをやってみると前向きになります。

色々教えてもらって、特別な日になったついたちでした。