峠の釜めし?!ローソンで見かけた、おぎのやのおにぎりセットを食べてみたら、碓氷峠に思いを馳せることが出来ました

食べもの

旅行に出かけなくなって久しくなりました。

旅行先を決めて旅行で何をするか、ウキウキしながら毎日を過ごす、自分へのご褒美方式で過ごしていた日々が懐かしいです。

出かけないことが当たり前となってしまい、自分の気持ち的にも、また旅行に行きたい気持ちになれるのか、心配になります。

ローソンで見かけた、このおにぎりセット。

家族がかごの中に入れてくれました。

おぎのやさんの、おにぎりセット?

おぎのやさんってあの釜めしの?

どうやら、峠の釜めしで有名な、おぎのやさんのようです。

かつての鉄道の難所、碓氷峠

峠の釜めしの峠は、群馬県安中市松井田町と長野県軽井沢町との境にある碓氷峠のことです。

今となっては廃線となってしまいましたが、昔は、信越本線(長野側は今のしなの鉄道)が通っていて、松井田町側の横川駅から長野側の軽井沢駅まで鉄道で碓氷峠を越えていました。

標高差が553mもあり、通常の列車のままでは登れないため、横川駅で列車を専用機関車EF63につないで、標高差553mの急こう配を登り降りしていました。

一番左は、当時の特急列車あさまです。

2019年夏、横川駅となりにある、うすい鉄道文化むらに行ったときに撮影しました。

険しい山を後押しする勇ましい姿が、くすんだ青から読み取れます。

北陸新幹線の開業に合わせて1997年(平成9年)に廃止されてしまったので、私自身は乗ったことはありません。

鉄道の難所と言われた碓氷峠。

鉄道文化むらには、かつての写真や体験コーナーもあり、当時の様子を伝えてくれるのですが、ぜひ鉄道で越えてみたかったな~

かなわぬ願いが芽生えたのを覚えています。

峠の釜めしは、横川駅の名物!

機関車を横川駅で付け替える作業の時間に、駅構内で立ち売りのおぎのやさんの釜めしが大人気となったのです。

釜めしの釜が、飾りや植木鉢として余生を歩ませているおうちも少なくないと思います。

私の家にも植木鉢として活躍している釜が、なんと2つもあります!

映画の中でしか出会ったことのない、立ち売りの駅弁屋さんが、まさに横川駅にあったのです。

おぎの屋さんおホームページから画像をお借りしました。

今は、上信越道の横川サービスエリアで購入できます。

また、横川駅前の本店では、お店のたたずまいもレトロで味わい深いので、一軒の価値ありです。

行ったつもりで、思いを馳せる

おぎの屋さんおにぎりセットのパッケージだけで、鉄道旅に思いを馳せられるって、すごいパワーだと思います。

乗ったこともないのに、懐かしくなったり、昔の信越本線ってどんな感じなのかな、YouTubeでだれかあげてくれないかなと検索のキーを叩きたくなります。

気軽に出かけられなくなっても、新たな楽しみを提供してくれる企業さんに感謝です。

おにぎりもおいしい。

鶏飯が釜めしのご飯のようで、おいしいです。

子どもと半分ずつ食べたのですが、子どもたちも喜んで食べました。

昔風の玉こんにゃく、つくね、シイタケと素朴な温かい思いが感じられました。

自宅生活を楽しむあまり、外での遊び方を忘れてしまいそうな昨今でしたが、おぎのやさんのおにぎりセットで、また旅行に行ってみたい気持ちが少し芽生えました。

その際は、ぜひ碓氷峠に行ってみようかな。

本場の峠の釜めし食べてみたいし!