なんとなくふわーっと生活していると、そういうものだと自分に思い込ませている節が度々あります。
実は世の中には疑問がいっぱい。
「なんだろう?」
は意外と身近にあって、掘り下げていくと、「なるほど!」と思うことも多くあるのです。
そういうものなのよ
バスが大好きな我が子たち。
混雑を避けるために始発のバス停留所から乗車することが多いのですが、一番近くのバス停から乗ることになりました。
その日は平日で、何かイベントがあったわけではないのですが、珍しくバスに乗車する人が多く、列をなしていました。
そこで、我が子たちの一言。
「なんで並ばなくちゃいけないの?」
こういう疑問を持つことはいいことですね。
「みんなが列に並ばずに好き勝手にバスに乗ろうとしたら、ケンカになっちゃうからだよ」と答えてみました。
人によって、答え方のニュアンスは異なるとは思うのですが、こんな感じなんじゃないかな。
実は私も答えがわかっていないのが現状。
なんとなく、そういうものなんだということを経験上学んできただけのこと。
行動に対しての理由なんてなかったりするんですよね。
みんながやるから。という理由が多かったりもするので、自分自身がハッとさせられることも多いのです。
「なんでだろうね~」
分からない質問の時は、「なんでだろうね~」とごまかしてしまいます。
だって、私もわからないんですから。
いつもは適当に答えていても、その適当すら見当がつかないこともありますから。
嘘をつく必要もないし、素直に「なんでだろうね~」で返しています(汗)
信号機はなぜ青いの?
最近困った質問は、この質問でした。
信号機の青って、緑じゃないですか。
それを我が子たちが指摘してきたのです。
言われてみれば、青じゃなくて緑じゃん。自分も何気なく、「青は、進めだよ」と教えておいて、なぜ緑を青というのか分からずに子どもたちに教えていたのです。
そもそもなんで緑が青なの?
単なる書き間違いだった説
当初日本でも、交通に関する法令では「緑信号」と書かれていました。
日本で最初の信号機が設置されたのは1930年。
日比谷交差点に設置された信号機なのだそうです。
その信号機を紹介する当時の新聞記事などで「青」と記された事により青の呼び方が広まり、「青信号」が定着してしまった、との説が有力のようです。
思い起こせば、青りんごとか青汁とか青大根とか青って緑よりもたくさんの名前の前につくような気がします。
そういうところからも、緑信号から青信号になっていったのかもしれませんね。
ひとりスッキリ
日常の中にもいろいろな不思議がいっぱいあるんですよね。
子どもならではの視点も面白いものです。
疑問を疑問と思わずに、少しずつ解決していくと、新たな発見があって面白いものです。