トロピカルフルーツは、直訳すると「熱帯性果実」。
その代表格と言ってもいいパパイヤは果物コーナーでお見かけすることもあるかも。
見たことはあるけれど、家で食べたことがない。
私もその一人でした。
購入して自宅で切ってみると意外に簡単。
パパイヤの切り方や切り実に苦みの残るときにできる方法を紹介します。
栽培地は熱帯地方
暑いのを好むパパイヤは、インド、ドミニカやメキシコなどの熱帯の国で栽培されています。
日本では鹿児島県、沖縄県、宮崎県で栽培されています。
繁殖力が強いのですが、台風には弱いとのことで、栽培量は台風の通過点となりやすい沖縄県よりも鹿児島県に多いのだそうです。
輸入されるものも多く、8割近くがフィリピンからの輸入となっています。
パパイヤの選び方と食べごろ
日本でも鹿児島や沖縄で栽培されていますが、流通量が高くないとのことで、スーパーで見かけるパパイヤは、ほぼ輸入されたもの。
栽培地が遠方ということもあって、熟す前に収穫されます。
果物として食べるのであれば、黄色の果実を購入しましょう。
パパイヤの切り方
果物にしては大きさがあるので、初めてだとどうやって切るのかと思うかもですが、意外に簡単です。
手順は5つ。
ヘタを切り落す
包丁を使ってヘタの部分を切り落とします。私は果物ナイフよりかは、普通の包丁を使った方が安心でした。
半分に割る
ヘタの部分を逆さにして、半分に割ります。
実が柔らかいので、包丁をスッと下すと意外に最後まで切ることができます。
種の部分をスプーンで取り除く
半分に割ると、花の種のような黒い粒々が出てきます。
これが種です。
スプーンを使って種の部分を取り除きます。
イメージとしてはかぼちゃの種を取る感じです。
皮をむく
見た目以上に皮も柔らかいので、普通の包丁でも果物ナイフでも皮をむくことができます。
お好みの大きさに切る
皮をむき終わったら、お好みの大きさに切ります。
もしも苦かったら
黄色くてねっとりした果肉のパパイヤ。
一口味見してみたらなんだか苦い。
この苦みは、パパインとポリフェノールという酵素の苦み。
皮の近くが苦みを含まれやすく、熟していないと果実全体に苦みがあります。
輸入された果物の多くは木で熟す前に収穫されてしまうので、苦みがあったら、もう少し待って~のサイン。
そんなときは、1個に対して、ヨーグルト半分くらい混ぜてお皿に入れて、3日くらい冷蔵庫で冷やしてみましょう。
不思議と苦みが消えてるはず。
レモンよりもビタミンCが多く含まれているという結果もあるパパイヤ。
他にもβカロチン、葉酸、マグネシウムなどビタミン豊富な果物。
意外に切るのも簡単、味見して苦みがあっても、ヨーグルトであえて少し待ってみるとおいしさが増すこともできるフルーツです。
まだ自宅で食べたことがない方は、ぜひスーパーで手に取ってみてください♪