環境問題って、私が小学生の時に大好きだった先生が、売れている本を使って教えてくれたのだけれど、その後に自分自身が何かを実践できているわけではなくて。
環境保護活動とかではないのだけれど、自分にできる小さな積み重ねが、地球のためになるかもしれない。
もったいないばあさんとの出会い
お正月くらいかな。
本屋さんに出かけた時に、「もったいないばあさん」を見たのは。
絵本コーナーに特集が組まれていて平積みされていた「もったいないばあさん」はインパクトのある顔で、私たちをじっと目で追ってきました。
「もったいないことしてないかい」
字がまだ読めない2歳の子は何かを察したのか「これ買う」とだけ言って持ってきました。
他にも何冊か購入して、その時は終了。
度々登場する「もったいにばあさん」の本として読み聞かせのラインナップに入っていました。
もったいないことしてないかい?
内容的には、何気ない生活で「もったいないことしてないかい?」ともったいないばあさんが現れるという内容。
一緒に読んでいくと、私自身がハッとさせられました。
「じゃーじゃーじゃーお水の出しっぱなし もったいないことしてないかい?」
あら~私自身がもったいないことしてるかも…。
毎日読んでいると、子どもたちは好きな絵本は本文を暗記してしまうので、私も一緒にもったいないの実践をしました。
お水を出しっぱなしだと、もったいないばあさんがきちゃうからね。
口に出していると、意識も変わって、お水の出しっぱなしをすることがほとんどなくなったような気がします。
この本って、大人向け?
身近に見たものを吸収
私が生活の中の小さなもったいないを実践しながら、子どもたちに絵本を読んで、子どもたちは生活の中で「もったいないばあさんがくるよ」と教えてくれる。
もしかして、一時、世界の共通語にもなったMOTTAINAIを自然な形で学んでいます?
嬉しいことです。
子どもに世の中のいいことを伝えようとするならば、自分自身がやってみて、その姿を見せてあげることが近道なのですね。
改めて思いました。
私自身が襟を正さなくちゃ。
ちょっとの気づかいがエコに
寝る前に絵本を読むことは日課になっていますが、「暗くなってきたから、もう寝るよ」を直接的に教えてくれるこの絵本。
私のおじいちゃん、おばあちゃんも寝るのが早かったもんな。
そして、お日様が活動し始めたら、田畑仕事を始めるみたいな。
現代人には、なかなか難しいスタイルだけど、本来の人間らしい生活を昔の人は送っていたのだろうなと思いました。
絵本の内容はちょっとしたことから、もったいないばあさんがくるのですが、環境問題って、個人個人のちょっとした気づかいからなのかもしれません。
私も環境について少しだけ考えることができて、まだ字が読めない子どもも、もったいないに触れられた、とても勉強になった絵本でした。