調子の乗れることは、とても良いこと。
でもそのことで気持ちが大きくなったり、油断してしまうと、大失敗につながることも。
心は熱く、頭は冷静に。
自分を俯瞰して客観視できることが一番の危機管理能力なのかもしれません。
調子のよい時期を暗転させるきっかけとならないように、日ごろから心掛けたい客観視ですね。
何をやってもうまくいく気分
たまにはいいじゃない。
こんな気分になっても。
家族が元気に登園、通勤できて健康的な毎日が送れていて、スーパーに行ったら、欲しいものが特売になったりしていいこと尽くめの日。
ちょっと忙しい時期をいい感じで乗り切れて、心地よい疲労感と達成感が得られた日。
こんな日が続くと、なんとなく自分の能力でできているような気がします。
こういう状況を、うぬぼれが過ぎるともいうのでしょうか。
自信を持つこと良いことなのですが、自分を冷静に客観視できると、リスクも回避できるし、更なる飛躍も見込まれると思うのです。
自分を客観視する
自分を客観視って、難しいですよね。
感情が高まっているときや波に乗っているときは特に難しい気がします。
感情がうまくコントロールできること。
このことが、自分を客観視する第一歩のような気がします。
スーパーで特売に出会った。いい買い物ができた。
自分としては大きな仕事を成し遂げた。なんだかうまくいっている気がする。
そういう時は素直に喜んでいいと思うのですが、なぜそうなったのかというところに深堀すると、冷静に自分を客観視できるというわけです。
自分を俯瞰してみると、自分だけの力で達成したわけではないことが分かります。
このことを知れば、他人への感謝の気持ちが生まれてきたり、独りよがりな感情が薄れていくような気がします。
思い込みはほどほどに
自信を持つからこそ、高い壁を乗り越える勇気につながったり、良い面もあります。
でも、自信過剰でうぬぼれになってしまうと、思わぬ落とし穴があったりも。
自分がうまくいっている理由を知りながら、自分を省みることは重要なことですね。
調子のよい時もそうでないときも、自分を俯瞰して客観視すると、自己分析につながります。
自分の力ももちろんだけど、ほかの人の助けもあって今があると捉えると感謝の気持ちも湧いてきますね。
うまくいっている時だからこそ、自分を戒めて。
心は熱く、頭は冷静に。といきたいものですね。