梅雨の時期に入り、梅雨の花が生き生きと咲き始めてきました。
自然の雨は恵みの雨。
雨に打たれる花も草も元気に咲き誇り、茂っています。
桜で満開だった遊歩道も新たな主役の登場です。
この時期の主役はアジサイ。
傘の携帯を忘れずに、この時期のお散歩もまた楽しいものです。
ちょっと遅めのサツキが見ごろ
我が家近くのサツキは、例年だと5月下旬が見ごろ。
寒さの影響なのか、今年はだいぶ遅いかな。
サツキにも都合があるのでしょうけど、今年も見事に咲き誇っています。
我が家から少し先の遊歩道沿道には、ツツジの垣根ができているのですが、こちらは5月に満開を迎え、今は花がパラパラ最後の力を振り絞っているところ。
時期が多少ずれていても、元気に咲いてくれると、うれしいものですね。
ところで、ツツジとサツキって似ていますよね。
実は、↑写真の我が家近くの花もツツジかサツキか迷っています。
一応、私なりの見分け方は、時期とおしべの数。
ツツジは、4月から5月中旬に咲く花。寒さに比較的強い花だったはず。
ゴールデンウェークにつつじ祭りが行われる場所もありますから、なじみ深い花です。
サツキは、5月の下旬から6月に咲く花。暖かくなり切ってから咲く花。
おしべの数は、サツキが5本以上あるのに対し、サツキは5本キッカリ。
もしかしたら、サツキの方が慎重な性格をしているのかもしれません(笑)
だから、たぶんサツキだと思うんだけどな~
梅雨走りの時期に咲く、たぶんサツキ。
葉っぱがツツジよりも小さい分、満開になると緑が見えなくなるくらいに満開になるので、生きた花盛りを見せられているかのようです。
ツツジ、サツキどちらにしても、満開の姿は、華やかで素敵で大好きな花です。
石垣を彩るマツバギク
我が家の近くは学校も多く、保育園から高校までたくさんの学校が集まっています。
その学校の石垣で、元気な姿を見せてくれているのは、マツバギク。
散歩中に、前を見て歩いていると、マツバギクの元気さに思わず脇目をしてしまうほどでした。
太陽のような、花火のような、見る人を元気にしてくれる花です。
原産地は南アフリカ。
日中に花を咲かせて、夕方になると花を閉じてしまう性質のマツバギク。
その太い葉っぱには、寒暖の差が激しい南アフリカで水分不足にならないように、備蓄しているのかもしれませんね。
多年草で、地を這うように横へ横へと広がりながら成長していくことから、グランドカバーやロックガーデンにも向いている花なのだそうです。
葉っぱも花もピンとして。マツバギクが元気を分けてくれていますね。
今時期の主役アジサイ
梅雨の時期の花といえば、やはり主役はアジサイの花。
アジサイの花を見たいがために、梅雨が待ち遠しくなるほどです。
このアジサイは近所の高校のアジサイ。
見事に咲いています。
もこもこと小さな山をなすように咲く、近所の河川敷のアジサイも見ごろになりそうな予感です。
花を見ると不思議と前向きになれるから不思議なものです。
花のセラピーでしょうか。
淡い色も濃い色も、懸命に咲き誇る姿は、見る人を明るくさせてくれるのかもしれません。
雨の多い時期、街にはカラフルな雨傘でにぎわいます。
その横で、元気に咲く花たち。雨にも雨傘にも負けず、私たちに元気とエネルギーを分けてくれているように感じてしまいますね。