自動車メーカーのホンダが、出勤形態を原則出社に切り替えるというニュースを見ました。
社会ががらりと変わって3年目。
人と会えないことで失うものも多かったとは思うものの、変わったことによって得られたメリットも多かったはず。
この先どうなることやら。
社会の変化による自分たちへの影響
コロナ禍の私は出産育児を経験して、自宅での生活がほとんどでした。
もともと出不精なお陰で、気軽に実家に帰ることが出来なくなったりするデメリットはありましたが、オンラインショッピングが出来たり、オンラインで本や映画、音楽を楽しむ術を覚えたり、メリットを享受できた方が多いような気がしました。
しかし、生まれたばかりの子どもたちは、どこにも行けず、誰とも会うこともなく、これが良かったのか疑問に思います。
外で遊ぶことは問題なかったのかもしれませんが、何となく人を避けたりしていたので、自分の家族以外の人と関わることが極端に少なかったのは事実。
おかげで、4月から保育園に行き始めたものの、下の子は人見知りが激しくてまだ慣れずにいます。
上の子も、話せば理解できる年齢ですが、まだお友達と上手に遊ぶことが出来ていません。
どうやってお友達の輪の中に入っていったらよいのか考えているかのように、担任の先生の後を追いながら見つめているようなのです。
オンラインでできること
育児休暇の後、職場復帰してみると、会議は激減しているし、オンライン会議にもなっていました。
会議の場所に足を運んで対面で行うことは、気持ちの問題で違うのかもしれません。
しかし、通勤を含めてどこかに出かけてというのは、結構疲れるし、時間も取られる。
移動の時間を準備の時間に当てられれば、体力も温存できるし、仕事も効率的になるかもなぁと思っていたところに、今回のニュースが飛び込んできました。
また元の社会に戻ろうとするのかな?
戻ってもらわないと生活が立ち行かなかったり、困ってしまう人がいるのも事実。
だから、ある程度は戻るのかもしれないですね。
なかなかバランスは難しいものです。
これからどうなる
ホンダは原則出社にすることを、「現場、現実、現物」という3現主義を創業者である本田宗一郎さんから受け継いでいることを示しています。
確かにオンラインでは見えない現実や現場、現物をおろそかにしてしまえば、新しいものは生み出しにくいのかもしれません。
教育や生産という意味では、ホンダの掲げる3現主義は最もな考えであると思います。
そこを何とか、現実とオンラインとのハイブリットにできないものでしょうかね?
両方のいいとこどり。
革新的な車を作り続けるホンダだからこそ、その辺のビジョンはできているのかもしれません。
私にとっても変化の大きかったコロナ禍。
そろそろ次のステップに以降段階となってきたのかもしれません。
自分自身はどうしたらいいのか?、子どもたちは?、家族は?
世の中が変わっていくことに対応しながら、自分も変化させていきたいなと思っています。