日頃の運動不足も兼ねて暑熱順化。自然に頼ると心も体も爽やかに

暮らし

梅雨の合間の暑さが厳しいですね。

日中、日当たりのよい炎天下にいると、ジリジリしてきます。

長期予報では、今年の夏が灼熱の夏になりそうとニュースがありました。

夏バテしないように、日本気象協会から「暑熱順化」が推奨されているのだとか。

慣れるかな~この暑さ。

強すぎる日差し

雨上がりの朝。

庭の雑草を早めに抜いておこうと、外に出たところ、ムーンと熱風。

梅雨時期って、こんなに暑かった?

朝って、少しひんやりするよう爽やかな印象を持っていたので、寝る前に感じた暑さと大して変わらない漢字を受けて、気温が下がらなかったのかな、と日焼け対策をしながら庭に出てみました。

今時期の日の出は、4時30分。

5時ともなれば、サンサンと朝日が降り注がれます。

お日様が高いところに上がる前に、草を抜いてしまおう。

そう張り切って、1時間ほど雑草取りをしました。

朝なので、町の音も静かで、鳥のさえずりを聞きながら、草むしり。

時折、聞こえるカラスの声が、疲れているように聞こえるのは、自分が疲れているからかなぁなんて思いながら、一気に終わらせました。

暑熱順化

高温多湿な状況で、頭痛やめまい、手足のけいれんなどがあったら、熱中症を疑った方がいいそうです。

そういう状況になったのならば、すぐに涼しい場所に移動して、衣服を緩めて水分を取りながら安静にするのが良いのだと、天気予報で見ました。

今の時の体は、まだ暑さに慣れておらず、熱中症になりやすいのだとか。

だんだんと気温が上がるのとは異なり、一気に気温が上がると、体もついていけないのだそうです。

そりゃ、そうだと思いつつ、そういえば、自分もちょっと疲労感という言うかなんというか違和感あるな~。

朝からエアコンをかけて、草むしりをした体をいたわりながら、ニュースと天気予報を見ながら、暑さ対策について学ぶのでした。

なんでも、日本気象協会が、体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」を推奨しているのだとか。

熱中症、ゼロへというスローガンを立てて、活動をし始めて10年になるのだそうです。

暑熱順化は、熱を逃しやすくして、体温の上昇を抑えること。

適切な運動や入浴、日常生活の中でも階段を使うだとか、早歩きをすることも効果があるのだそうです。

時期としては、5月くらいから梅雨が明けるころまで。

暑熱順化のタイミングは、日本気象協会の公式サイトで「暑熱順化前線」として発表されています。

東京地方は、まさに今。

できることから初めて、暑い夏への対策を始めてみたいと思います。

木陰の幸せ

日ごろの運動不足を兼ねつつ、暑熱順化ということで、散歩の再開をしました。

帽子に飲み物を持参して、少しの短時間に汗をかくということを目標に。

無理のない範囲で。

なんとなく訪れた近くの桜並木には、いつの間にか新緑が茂り、自然のカーテンに。

時折吹いてくる風が、心地よさを感じます。

木々に覆われていると、アルファルトの照り返しもなく、暑さだけを感じることはありません。

マイナスイオンのせいなのか、むしろ、程よい暑さで、歩いていても全く苦になりません。

自宅に帰るには、アスファルトの道路を再び通らなければならないのが、ネックですが、散歩には、森林浴がおすすめです。

暑熱順化にも、運動不足解消にも、心の安定にも効果がありそうな緑の森の散歩道。

暑さという自然対策には、自然に拠ることが一番の対策になるのかもしれないですね。