機関誌から季刊誌へ。時代に逆らうようですが、心待ちにしている紙媒体の冊子『JAF Mate』

暮らし

お届け物には心ワクワクします。

電子媒体が発達したとはいえ、手紙や機関誌などの紙媒体の郵便物は何が入っているのか、書いてあるのかドキドキします。

私が心を躍らせる郵便物の一つ、『JAF Mate』

日本自動車連盟(JAF)の機関誌です。

表紙はあの岩合光昭さん

岩合光昭さんといえば、NHKの『世界ネコ歩き』。

岩合さんが世界各地を旅しながらネコの日常を切り取り撮影する番組です。

ナレーションも岩合さんで、岩合さんならではの視点や優しさがたくさん詰まった番組です。

子ども向けアニメのたまたま見かけた『世界ネコ歩き』は、子育て中の私にとっての癒し。

子どもと一緒の生活だと、視点が地面に近くなります。

岩合さんの撮影手法もネコちゃんたちの視線と同じ地面に近い位置。

勝手に親近感がわいてしまいます。

『JAF Mate』は、大好きな岩合さんの写真が表紙。

表紙一枚で動物たちの生活が想像できちゃう素敵な写真です。

『JAF Mate』郵便物を手に取った時からワクワクさせてくれる、機関誌です。

エッセーは外せない

表紙の写真を担当している岩合さんの解説兼エッセーは、裏表紙にあり、自分の想像と合わせて楽しむことができます。

撮影のエピソードと岩合さんの人柄が写真にも表現されているような感じがして、とても温かな気持ちになります。

作曲家、編曲家のイメージが強く、何より奥様がユーミンであることで有名な松任谷正隆さん。

日本自動車ジャーナリスト協会にも所属されていて、自動車評論家としても活躍されてらっしゃいます。

『JAF Mate』を読み始める前は、全く存じ上げなかったのですが、『JAF Mate』のエッセー、車のある風景は、ペーパードライバードライバーの私でも面白おかしく読ませていただいています。

音楽界、自動車業界ともに重鎮であることは間違いないのですが、とても親近感の湧くようなエピソードがたくさん。

クスクス笑わせてもらっています。

JAFならではのKYT

JAFならではの安全テストや初心者にもわかりやすい運転方法など、専門機関誌ならではの話題は読みごたえがあり、勉強になります。

一度学んだことでもフムフムと頷かせる記事はさすがです。

職場でKYTと聞いたときに、真っ先にJAFが浮かびました。

KYTとは危険予知トレーニングの頭文字をとったもの。

『JAF Mate』では、JAF事故回避トレーニングとして掲載されています。

何となく「自分は大丈夫」と思いがちですが、『JAF Mate』の事故ファイルや事故回避トレーニングでこういうケースがあると知っておけば、いざという時の自分の引き出しになります。

特に極たまにしか運転しないペーパードライバーの私は、JAFの事故回避トレーニングで、こんなときどうする?何に注意する?と勝手に想像して運転をするときのためにイメージトレーニング。

環境とデジタル化から年10回➡4回へ

毎回楽しみにしている『JAF Mate』ですが、環境負荷の低減とデジタル化の流れから、機関誌の冊子が年10回から年4回に変更されるのだそう。

時代の流れとは言え、とても寂しい限りです。

勝手な思いながら、岩合さん表紙とエッセーや松任谷正隆さんの車のある風景は続けて欲しいな。

それから危険予知も。

巻末の自動車関連のクロスワードも面白いから継続して欲しいな。

って丸ごとじゃん!

できるだけ、続けて欲しいものです。

デジタル化加速の時代の流れですから、電子化は仕方がないとはいえ、紙媒体の冊子の良さも痛感している今日この頃。

楽しめるうちに存分に楽しもう。

『JAF Mate』さん、これからも楽しみに待ってま~す♪