2月末日。春の便りがちらほらと。ビスケットをかじりつつ、ジッと春を待つ

暮らし

春一番のあと

春一番とは、今年であれば2月4日の「立春」から3月21日の「春分」の間に、初めて吹き付ける、南からの強風の事。

10日ほど前に北陸地方で「春一番」が吹いたとニュースで聞きました。

風の強さは、風速8メートル以上の風が吹くこと。

さらに前日より気温が上がった時に「春一番」と言うのだそうです。

今年は北日本を中心に記録的な雪が降り積もりました。

大きな影響を受けた鉄道や航空、道路など輸送機関で働く方々には、本当に頭が下がります。

北国に住む家族から送られてきた写真は、まるで雪の大谷。

子どもたちは休校となって、オンライン授業なのだとか。

食材の買い出しも一苦労です。

冬には雪が降るものですが、例年にも増して降り積もってしまうと、生活にも影響が出てきてしまいます。

今年の春一番は、2月中に聞こえてきましたが、観測した北陸地方でも「春一番」の後に大雪に見舞われました。

温かい日と凍える日と交互に繰り返しながら、だんだんと春に向かって行くのでしょうけれど、どうか穏やかに季節が進んで欲しいものです。

「春一番」の語源の由来は漁師さんたちが風を表す言葉の一つとして使われていたもの。

海を仕事場とする漁師さんたちが、春の風を感じながら沖に出る準備を進めていたような、そんな光景が浮かびます。

霞始めてたなびく

1年を72等分して季節の言葉を表した七十二候が、雨水の次に変わり、霞始めてたなびくとなりました。

降る雪が雨に変わった雨水から、春かすみが薄く漂う感じ。

たなびくとは、かすみや雲が層をなして、薄く長く漂っている様子のことを言うのだそうです。

天気予報では、花粉予報も始まっていますし、春霞もそろそろ出始める頃でしょう。

北国の家族は、今年の雪に疲れ果てていましたが、春はもうすぐ。

冬将軍様もどうか穏やかにお過ごしください。

2月の末日

4年に1回、1年の中で2月だけは末日が変わる日。

2月29日が末日の年を閏(うるう)年、そうでない年を平年と呼びます。

今年は平年。

だから今日で2月が終わりです。

そして今日はビスケットの日。

「二(2)度、焼(8)く」という語呂合わせからなのだとか。

私がクッキーを焼くときは、1度しか焼いたことがないのですが、ビスケットって2度焼くんですね。

言われてみれば、クッキーとビスケットって硬さが違います。

ちょっと一緒くたにしていました(汗)

季節が変われば、気分も変わり、明日からはより一層春に向けた準備が加速する気がします。

環境の変化はあっても、季節は真面目だから必ず春はやって来ます。

だから、残り僅かな冬。

今日ぐらいは、こたつにでもあたりながら、ビスケットをかじって過ごしてみてもいいのかも。

ジッとしながら、春を待つ。

心と体を季節に合わせるために、ゆっくり行きましょう♪