産休・育児休暇からの職場復帰。
そして、子どもの看護休暇の取得。
この数週間の間に目まぐるしく毎日が流れている感じです。
新しいことを始めたり、取り組み始めたりすると必ずと言っていいほど出現する「不安」
不安を抱えつつも乗り越える方法を自分なりに考えてみました。
見えないもモヤモヤが犯人?
私はお化け屋敷が嫌いです。
小学生の頃、当時から流行していたお化け屋敷に弟とともに連れていかれ、お化け屋敷に入って数mのところで、腰を抜かして退場した経験があるから。
それ以来、ホラー映画は見ないし、どんなファンタスティックなホラーでも怖そうなものには近づきません。
心霊スポットなどはもってのほかです。
人生で一番苦手なものといっても過言ではありません。
冷静に分析すると、お化け屋敷では、お化けが出る、びっくりさせられるということが分かっていても、いつ出るのかがわからないから、怖さが湧くのではないのかと思うのです。
心霊スポットも、数々の証言や人づてに言われている噂話などがあるから、怖さが一層増す。
いわゆるバイアスがかかった状態になるのではないかと思っているのです。
原因をはっきりさせる
新しいことを始めたり、自分が予想だにしていない時に発生した出来事から、不安を覚えることも同じようなバイアスがかかるのではないかと思うのです。
育休からの職場復帰前は、とても不安でした。
何が不安なのかは言葉に表せないほどの不安。
仕事と育児、保育園と会社の往復、自分の体調管理ができるかなど、不安要素がよぎります。
復帰の数週間前は、不安に押しつぶされそうで、心の病にでもかかりそうな勢いでした。
家族から見たら、私の姿は非常に滑稽だったようです。
「何が不安なのか一緒に考えてあげるから、書き出して見なよ」との一声から始まった、不安の書き出し。
これが実は功を奏したのです。
書いたり話したり
「書く」という行為は、人に伝えるために自分の頭の中を整理させる必要があります。
箇条書きに不安を書き出すことで、原因がはっきりとします。
実際に書き出した不安を見ながら、家族と一緒に解決策を練ったこともありますし、書き出してみたら、大したことないこともありました。
それから、ただただ自分が悲観的になっていたというだけだったとか、そういう自分の内面も知ることが出ました。
実際、職場の復帰は、時が来ればしなくてはならないもの。
いくら準備をしていても、対応できなかったり、新たな準備が必要だったり、臨機応変が必要なのだということを数週間ですが振り返るとそう思います。
自分で抱え込まないで、人に話したり、書き出して解決策を練るということは不安に対する特効薬なのかもしれませんね。
もしも、私が、不安を抱える人と向き合うことがあるなら、十分に話を聞いてあげて、一緒にお茶でも啜ってみようかと思います。
私の経験からですが、これだけでもかなり、心が救われたりすることを知っているので。