雨の日になると、雨の音を聞きながら、カエルの鳴き声を聞くのが好きです。
この音をBGMに本を読むことは、時間を忘れる最高な時。
私にとって本は心の栄養剤。
古典や専門書などの難しい本は読めないときもあるけれど、自分が選んだ本はほとんど読み切ることができます。
身近に本がいてくれた
最初に本が好きになったのは、私が子どものときに買ってもらった世界名作童話集。
小学校の低学年にしては、長いお話もあったので、見るのは絵が中心だったのですが、紙の質や本から得られる視覚的な面白さは、このころ得られたものではないかなと思います。
中高生の一時期、流行りのマンガにドハマりして、本から遠ざかってしまう時期がありました。
大学生になって「本は大事だぞ」と改めて先生からお言葉をいただき、初めて専門書を買ってみました。
案の定、挫折しました。
でも、インターネットの販売が手薄だったころ、専門書が売っている都会まで足を延ばして、独特な空気を感じたのは、まるで別世界に引き込まれるような感じがしたのを覚えています。
まだペーパーバック派です
時代に逆行するけれど、私は、まだペーパーバック派。
紙の本好きです。エコでないと言われれば、それまでですが、視覚的な部分、手に取った本の厚み、質感が好きです。
次のページをめくるサリッっていう音も好き。
おかげさまで、私の本棚は、本とマンガでギッシリです。
本棚に入るだけと決めてはいるのですが、断捨離も考えなくては…と考えるこの頃です。
たまに本屋さんに行ってみる
今のどんな本が読まれているのかな。
この本屋さんのおすすめは何かな?
そんなことは、インターネットで簡単に検索できますが、わざわざ本屋さんに行ってみるのが面白いです。
都会の本屋さんや洒落た本屋さんでは、カフェが併設してあったりして、居心地の良さを倍増させてくれます。
近所の本屋さんでも、独自の特集を組んでいて、新たな本との出会いを生んでくれています。
本屋さんによって個性が垣間見えるのも面白いですね。
駅前の本屋さん、郊外の本屋さん、洒落た本屋さん。お客さんの層も違うと思うし、扱う本も大なり小なり。
出版業界は厳しい時期を迎えているといわれて、街の本屋さんは工夫してくれて、私のような読者に時に大胆に時にさりげなく、おすすめの本を教えてくれる存在。
電子書籍もいいけれど、紙の本や本屋さんと共存できたらいいのになと願っています。