5/10-5/16までは愛鳥週間。
水が入り始め、田植えの準備が始まった田んぼや青々と生い茂る新緑の桜の木、水量の多くなった川。
それらのどこかにきっといるはずの鳥たち。
姿を見せてくれる時もあるし、声だけの時も。目を凝らして耳を澄まして。
鳥探しをしてみよう。
我が家の朝
森に囲まれているわけでもないのですが、我が家の朝は意外とドラマチック。
朝日が昇る少し前から、「ピヨピヨ」、「チュンチュン」と鳥のさえずりが聞こえます。
その声が、朝だと気が付かせてくれることもあるし、二度寝に誘うときもあるし、とにかく心地よいのです。
鳥の声は、たぶん3,4種類。
スズメかな。
シジュウカラかな
メジロ?
…
数種類の鳥が我が家の周りにいることは確か。
特に木々に覆われた家でもないのですが、近所に大きな木がある公園があるのと、比較的幅の広い川があることから、鳥が集まりやすくなっているのかもしれません。
街の音が少ない朝。
鳥たちの話し声は、目覚めにも癒しにもなり、ヒーリング効果となっているのです。
愛鳥週間
愛鳥週間は日本独自のもの。
野鳥保護の思想普及のために鳥類保護連絡協議会が設けたのだそうです。
期間は5/10~5/16
ちょうど今週ですね。
この1週間をバードウィークとも呼ばれるのだそうです。
近所の幼稚園では、園児たちが巣箱を設置したニュースがあったのも、ちょうど鳥と親しむ愛鳥週間だったからかもしれません。
愛鳥週間は、戦後の復興の最中である昭和22年に、アメリカ人の鳥類学者オリバー・L・オースチン博士の提唱から発展したものだそうなので、ちょうど75年近くになります。
かつては記念切手が作られたりもしました。
ポスターコンクールが行われたり、学校などでの活動は活発です。
目で耳で
我が家の近くの河川敷では、早朝から長くて大きなカメラレンズを担いだ人が散歩がてらなのか、探索なのか、水辺や水草の近くにいる鳥の一瞬を狙っています。
魚とりの王様のカワセミをとらえようとしている方も多いのだとか。
カワセミって、あの青さが魅力的ですよね。
とっても速いから、写真に撮れるって単純にすごいなと思ってしまいます。
本格的なカメラを持ったおじ様、おば様に交じって私もスマートフォンでシジュウカラっぽい鳥を狙ってみましたが、どうにも私のカメラだと望遠が足りません。
近寄ると、危険を察知した鳥が逃げてしまいますし…
「遠巻きに見ててね」
鳥からのメッセージだったのかもしれません。
愛鳥週間が、今時期に設定されているのは、我が家の周辺のように鳥が活発になる時期だからなのかも。
ぜひ目で耳で、鳥を親しみ、愛でたいものです。