夕暮れ時の夏の空。夕立との追いかけっこには負けないぞ

暮らし

夕立は夏の午後から夕方にかけてよく見られる天気。

見る見るうちに空模様が変わって、びっくりするような雨。

良く晴れた日に起こりやすくなります。

今日も暑かったぁ。

お山の方を見ると、夕立が近づいているのかも。

夕立に追い付かれないように、早く家に帰って洗濯物を取り込まなくては。

空梅雨

今年の梅雨は空梅雨だったのかな?

そう思うような暑い梅雨時期でした。

梅雨特有のムシムシはあったので、湿度と気温で6月下旬だというのに夏バテ気味。

仕込んだばかりの梅シロップもまだ出来ていないのに。

夏バテ対策も考える間もなく、夏がやってきてしまった感じがします。

五月晴れは少なめで、五月雨の降り続いた5月。

そのまま梅雨に突入して、五月雨雲から梅雨のような長雨になって境界線が分からぬまま梅雨が明けてしまいました。

梅雨明けからは、厳しい暑さが続いているので、「早くも夏が到来したのね。」と長い夏を予感し準備を始めるのでした。

夕立になりそう

夕立は夏の季語。

歳時記などではゆだち、驟雨(しゅうう)、白雨(はくう)、喜雨(きう)などを異称とするのだそうです。

難しい字が充てられていますが、どれも雨を喜ぶような字面です。

昼間の暑さを空からの打ち水で冷やしてくれるかのよう。

夕立の時間の定義は、正午を過ぎたころから日没後数時間までに発生するもの。

暑く成り切った地面からのSOSを受け取るかのように、天からの恵みの雨に感じますね。

時期としては、梅雨明けから秋雨の頃までなのだそう。

夏の合間ということですね。

夕立の原因は、午前中から地表面の空気が暖められて上昇気流が生じ、積乱雲が形成されて雨が降る仕組みなのだそうです。

お天気だけどサーッと降る雨は、風情がありますよね。

雨だけど晴れ。

一体どっちなんだ?

気が付くと止むみたいな。

最近では、異常気象の影響からか、夕暮れ時にみるみるうちに黒い雲が空を覆いつくして、ゲリラ豪雨になることも。

こちらはバケツをひっくり返したような雨が降るので、自然の怖さを感じます。

夕立に追い抜かれぬ間に

買い物帰りの夕方。

ふと、富士山を見ると、富士山のような雲が。

これはもしかしたら、夕立かもしれない。

あの雲がどんどん自宅方向に伸びてきたら、サーッと雨が降ってくるかもしれません。

風情のある夕立もいいですが、洗濯物は濡れてほしくない!

早く家に帰らなくては。

夏空に安心しきって外干ししてきた洗濯物が気になり始めました。

雲が早いか、私の帰宅が早いか。

夕立との追いかけっこは秋の初めまで続きそうな予感です。