1歳半検診でトイレトレーニングというものの存在を知った私。
ほかの方の体験談やNHK Eテレの『すくすく子育て』なんかも気にしていました。
あれこれ思考をめぐらせて、たどり着いた方法は…。
1歳半、絵本を購入
さすがにまだ早いでしょ。と思いながらも、絵本が大好きな我が子に買ってあげたこの一冊。
絵本も頑丈、文字も大きく、ページ数も9ページと飽きない枚数。
案の定、我が子は喜び、毎日のように読んでいました。
本を読みすぎて暗記してしまった今でも、大好きな本。
トイレに対する恐怖心をかき消してくれていることは間違いありません。
2歳半、おまるを購入
2歳半になり、いとこから「おまるで練習しているよ~」と聞いて購入。
アンパンマンのおまるが隣にあって人気商品ぽかったけど、当時アンパンマンを見ていなかった我が子は目にもくれず。
西松屋ブランドのシンプルなおまるを購入しました。
自宅のリビングで商品を開封して、おまるをセットすると、まるで乗り物がウチに来たかのように、進んで乗ってくれました。
取っ手をハンドルにしてギコギコ。
おまるさんとふれあい遊びはいいけど、トイレトレーニングの練習になっているのかは不明。
このあたりから、同じ年齢の子どもたちから「トイレでできたよ」の声が聞こえ始めました。
3歳、全然進まない。でも待つ
周りとは比べなくてもいいし、もうすぐ3歳とはいえ、まだ2歳。
無理にトイレトレーニングをさせてトイレやおまるが嫌いになっては困るし、本人の好きなタイミングに任せたいとの思いから、3歳のお誕生日を迎えても積極的にトレーニングをすることはありませんでした。
私がトイレに行くときは、必ずついてきていたので、一緒に入ってみたり、教えるというよりも自然体を心掛けていました。
3歳児検診。初めての採尿
たまにお風呂では、おしっこが出ちゃったことがありましたが、オムツ以外ではおしっこをしたことがなかった我が子。
3歳児検診で尿検査があり、自宅で採尿が必要と知ったときは、どうしようかと悩みました。
我が家がとった戦略は、今までしたことのあるお風呂場で、自然に出してもらおうというもの。
3歳児検診の当日の朝、あの手この手で見事採尿を行い、検診を受けることが出来ました。
もう外れている子もいるんだね、と周りの子どもたちを実際目にすると、気にしないといっていたのに、気になるようになりました。
朝のお着替えやお風呂の前に、「トイレ行ってみる?」と声をかけ始めたのもこの時期です。
それでも、全く音沙汰なし。
3歳過ぎて、夜のおしっこは?
3歳児検診も無事終え、また引きこもり生活が続くとトイレのことも忘れかけていました。
ある朝、お着替えを手伝っているとオムツが汚れていないことに気が付きました。
夜おしっこ出なかったの?
聞いても「うん」としか答えません。
しばらくすると、オムツいっぱいにおしっこが出てたので、我慢してたのかな~くらいに思っていました。
しかし、来る日も来る日も朝オムツが汚れていない。
もしかすると、膀胱にある程度おしっこを溜められるようになったのかな。
突然の行動
夜間のおしっこが出たり出なかったりした日が1カ月ほど続いたある日。
お風呂上りに本人から突然、「おまるに座ってみる」と自分で着席。
シャーシャーとおまるで初めての放尿?が出来ました。
あら、よかったね!
びっくりしたよ!
でもなんでできたの?
聞きたいことはありましたが、できたことを一緒に何度も喜びました。
明日もできるかな。
奇跡の1回だったのか?
継続できるわけでもなく、1回目におまるで成功してから2週間程は全然音沙汰がなくなりました。
あれは、奇跡の1回だったのかしら。
声かけもしてみましたが、特に反応もないので、様子見に。
すると、またお風呂上りに突然の行動。
おまるで2回目成功!
よかったね!
気長に
我が子のおまるでの成功体験は、決まってお風呂上りなのと、毎日ではないなど、謎は深まるばかり。
もう、本人のペースに任せよう。
もともとトレーニングしていなかったし。
私が気持ちを割り切って、本人が行きたいときにセットして、失敗したら掃除することにしました。
本人も、おまるに座って空振りの時もありますが、おしっこすると「できたよ!」と喜んでいます。
自然体に任せて、私も子どもも笑顔で過ごす。
私たちにとっての一番のトイレトレーニングなのかもしれません。