今までできなかったことなのに、いつの間にかできていること。
子どもたちの成長って、留まることはないんだなぁとつくづく思います。
この間まで、迷路の意味が分からなくて、イライラしていた我が子が、今では迷路が大好き。
迷いながらもゴールまであきらめずにやり切る姿は見習いたいと思います。
ノンタンシリーズ
昔から子どもたちから人気のあるノンタン。
私も、ノンタンの本を持っていたっけな。
祖父が作ってくれた本棚にノンタシリーズをいくつか並べていたっけ。
ノンタンとは、猫の男の子。
このシリーズでは、ノンタンと妹のタータン以外は名前がありません。
ぶたさんとかうさぎさんのように、名詞にさんがついています。
登場人物が少なくて、覚えたての名詞が出てくるのも、子どもたちに受けるのかもしれません。
ノンタンは元気いっぱい。
時にはいたずらもするし、わがままな場面もあるけれど、友達思いで優しいところも。
子どもが手に持てる大きさなのもいいですね。
迷路の魅力
そんなノンタンシリーズの中で、我が子が今ハマっているのが、迷路。
つい先日までは、「難しいから」と言って見ようとしなかったのが、見開きのページで意味が理解できたのか、たちまち大好きな本に。
文も少なく大きいフォント。
覚えたてのひらがなをたどるように読んで、難しそうな迷路もチャレンジしていきます。
まず、入口(スタート)と出口(ゴール)を確認。
そして、行き止まりや壁にぶつかりながらも、ゴールを目指します。
「あら、こっちじゃなかったかな」
独りでぶつぶつ言いながら、ゴールを目指す姿には成長を感じさせました。
そばにいるだけの私が、手助けしなくても、自分一人でスタートとゴールを見つけて道順をたどっていく。
なんだか、感慨深いものがあるな~
と横で思ったりもしてしまいました。
大人にも効果があるそうで
我が子の思わぬ迷路ブーム。
面白いから、どんどん進むんですよね。
逆に面白くなかったら、なかなか進まない。
北国に住む祖母にこのことを話すと、「ばあちゃんも、やってんだよ」と。
どうやら、デイサービスで迷路がレクリエーションに取り入れられているのだそうです。
壁にぶつかったり、行き止まりだったり、俯瞰して見ながら、スタートからゴール、現在地からゴールを導き出すのだそうです。
大人も子どもも一緒なんですよね。
迷路に夢中になる我が子を横目に、私も大人迷路にチャレンジしてみようかななんて思ったりして。
「認知症予防にも効果があるんだって」という祖母の言葉にそそられます。
子どもから大人へ迷路ブーム我が家に到来です。