今日は山の日。
2014年に制定された新しい祝日です。
お盆と合わせて連休を取られる方も多いことでしょう。
私の住んでいる街からは、そびえ立つ丹沢山系や遠くの方に富士山も見えます。
そこにある当たり前。温泉や湧き水でお世話になることもしばしば。
改めて今日は、山に感謝をする日にしたいと思っています。
海も山も
8月の祝日といえば11日の山の日。
ちょうどお盆の時期にもあたるため、人によっては大型連休にしやすかったりするのでしょうね。
山の日が制定された背景は、海の日の制定。
もともと「海の記念日」にされていた7月20日を海の日にして祝日にすることで、「海の恩恵に感謝の気持ちをもちましょう」という趣旨で制定された経緯がありました。
7月20日ってちょうど1学期が終わるころ。
夏休みの初日になる学校もあると聞きます。
夏休みシーズンとなれば、海に行く機会も増えますからね。
時期的にもタイミングが良かったのかもしれません。
海があるなら、山も。ということで、山に感謝する日を制定することになった山の日。
海の記念日のように前もって記念日が制定されていたわけではありませんでした。
山開きの日とか海の日の翌日とか、様々検討されたうえで、お盆間近の8月11日に制定されたそうです。
海のシーズンも山のシーズンも基本的には夏ですからね。
ハイシーズンを前に自然の魅力と注意喚起を同時に行えるのは効果的。
私のようなミーハーな人も自然への感謝の気持ちを持てる良い機会の祝日ですね。
立秋の時期
8月7日は立秋。
二十四節気の一つである立秋です。
8月7日から立冬の日である11月7日までの期間が秋。
「あくまでも暦上のお話です」とでもいうように、盛夏らしい厳しい暑さが続いています。
朝方少し、涼しくなってきたのが秋の気配ともいうべきでしょうか。
こういう小さな変化に気が付きだすと、季節が少しずつ進んでいるんだな、と感じられるものです。
新涼
最近、初めて知った新しい言葉。
新涼(しんりょう)と読みます。
たまたま点いていたテレビから俳句の番組で秋の季語として紹介されていたものでした。
「涼風(すずかぜ)」や「涼し」は夏の季語で暑さの中に涼しさを表現した言葉なのだそうですが、新涼は、初秋の新しい涼しさを表現するのだそう。
俳句を詠むこともない私には、センスが皆無で仮に俳句を作ったとしても、単純に立秋を迎えたかどうかで季語を選びそうな感覚(汗)
俳句を詠む俳人の方々は、季節の小さな変化を詩にして分かりやすく伝えるのが芸術的だなと感心します。
暑さは暑さでも立秋を境に、「残暑」と言葉変わりするこの時期。
朝夕のわずかな時間に、新しい涼が感じられるときが、秋の始まりを伝える新涼なのかもしれません。
空を見上げれば、まだまだ元気な入道雲がいるし、稲穂を見ると、間もなく出穂と開花の時期。
少しずつ日が暮れるのも早くなっていくはず。
実は秋はそこまでやってきているんですね。
かすかな秋の気配、今年は逃さず、見つけてみよう!