さじ加減の分からない子どもの怪我は、多少のことは冒険心ととらえて、安全を見守る

暮らし

子どものけがは、予測がつきません。

あっと思った瞬間。

転んでしまったり、落ちてしまったりするもの。

体のどこかを打ってしまったり、泣いたり。本人は痛いのと驚きもあって、わんわん泣いていることも。

見ている私も、心配でいっぱいになります。

結果的にケガをしても、それは子ども自身のチャレンジや冒険の範囲内だと思いつつ、安全を見守りたいと心がけています。

久しぶりの楽しい公園

保育園の休園が明けた昨日。

住んでいる地域の中で一番大きな公園に行ってきました。

その公園はちいさな赤ちゃんから、大人まで楽しむことのできる公園。

遊具もたくさんあって、楽しい場所。

人の多い時間帯を避けて、涼しくなった夕方、駐車場もガラ空きの状態の中で出かけてきました。

ずっと、自宅での生活だった我が子は、外の空気が嬉しかったようで、大はしゃぎ。

見よう見まねですぐにジャンボ遊具で遊びます。

子どもって、どことなく仲よく遊ぶから不思議なものですね。

見ている私も笑顔になりながら、見守っていました。

夕刻の悲劇

お帰りの合図である『夕焼け小焼け』が流れ、そろそろ帰ろうかなと準備。

当然のことながら、帰りたくない気持ちがあったようで、何とかなだめて駐車場に向かいました。

本人も、帰らなくちゃという気持ちと楽しかった気持ちと、もう少し遊びたい気持ちが入り混じっていたようで、道中を楽しそうに体をくねらせながら、歩いていました。

子どもって軟体動物の用の不思議な動きをすることってありますよね。

私もいつものことだと思って、特に気にも止めていませんでした。

駐車場で待っている家族の姿が見えた時、喜びが増し、車に向かって走り出したところ。

ゴンっ!

一瞬の間をおいて、鳴き声と出血が発生してしていました。

何が起こったのか分からない状態。

軟体動物のような不思議な動きをしているまま、家族めがけて走り出したところ、転んだようでした。

下は、年季の入ったアスファルト。

ところどころ尖った石もあります。

そこに後頭部を打ち付けてしまったようで、出血してしまったようです。

止血しながら、傷口を見てみると、5mmくらいの傷がパックリと。

内心。これは縫わないとかも。と思いながら、止血。

とりあえず、病院を探すことにしました。

我が子の襟口には出血した際の血が生々しく残っています。

夕方だと、外来もちょうど受付終了となってしまったところで、救急病院が受けてくれることになりました。

冒険心ととらえて

救急の先生は、傷を見るなり、「あ~縫った方がいいね~」と。

傷口を丁寧に洗って、消毒して、公園で遊んだ話など本人の気持ちがリラックスできるように話しかけてくれました。

先生と話している本人を見ていると、久しぶりの公園で楽しかったこと、嬉しかったから転んでしまったことなどがわかりました。

気持ちも身体の動きも、さじ加減が分からない年頃。

怪我や傷がなく成長してもらうにことたことはないのだけれど、こればっかりは仕方ない。

これは、ちょこっと冒険したと捉えた方がいいのかも。

「ああすればよかった」と反省していましたがが、ある程度はしかたのないこと。

キズがふさがったけれど、少し腫れている我が子の後頭部を見ながら、私自身も胸をなでおろしたのでした。