身近な「なんだろう」を探せるハンディサイズの図鑑。こども図鑑は好奇心を広げてくれる

子育て

大人になっても知りたいことはたくさん。

写真を撮るだけで木や花の名前を教えてくれるアプリとか、世の中はどんどん便利になっていきますよね。

私は身近な草花や虫を「なんだろう」と調べるときには、図鑑が手っ取り早かったりします。

初めての図鑑

初めての図鑑は、幼稚園の時に副教材として購入してくれたポケット図鑑でした。

春夏秋冬4冊に分かれていて、次の季節の前に幼稚園で配布してくれました。

お散歩は裏山の獣道のようなコースだったので、四季折々見かける花や虫を探したものでした。

田舎町で自動車も全然通らない町だったので、バスや汽車(電車ではありません)、長大編成の貨物列車を見かけるとみんなで「アメリカまで行くのかもね」と思いを馳せるのでした。

沢山の本に囲まれて

吉幾三さんの歌じゃないけれど、私の育った街も本当に何にもなかった街。

電気は通ってましたが、水洗トイレは珍しく、街の施設もとてもじゃないけど歩ける範囲にありませんでした。

図書館に初めて出会ったのは、小学校の図書室。

司書の先生が巡回してきて、おすすめの本を教えてくれるのでした。

今考えると図書室自体は小さなスペースでしたが、他の小学校や市立図書館の本を司書さんを通じて借りることができていたので、自分にとって図書館が別な世界への入り口のような気がしてなりませんでした。

手作りの手提げカバンに2,3冊入れて帰り道に読んだり、冬以外は外で読むことも少なくありませんでした。

今でも本は時に笑いを、時に共感を、そして新たな発見を提供してくれる大切なツール。

本の楽しさを教えてくれた幼稚園の先生や小学校の先生、司書さんに感謝です。

実物に近いもの

そんな自分の経験から、少しずつ虫や草花を見ながら面白がってみている子どもたちに、分かりやすい図鑑はないだろうかと探してみました。

図鑑と言えば小学館と学研というイメージ。

本屋さんに行くと年代別に分かれていたり、種類別に分かれていたり、どれも魅力。

どれか一つにするのは、とっても悩みました。

手に取って触ってみて自然を感じて欲しいので草花や昆虫はできれば実物に近い絵や写真がいいな。

そんなことを思いながら選定をしていきました。

1冊で多くの知識のあるもの

図鑑選びは私が楽しんでしまいましたが、そのくらい、リアリティがあり、豆知識も豊富。

今更ながら「へぇ~、そうなんだ」と学ばせてもらうことも多数ありました。

どれもこれも質の高い良い図鑑。

そんな中で我が家の子どもたちに初めての図鑑はコレ。

学研の『ふれあい子ども図鑑』

決め手になったのは、草花、昆虫だけでなく、はたらく車や乗り物など身の回りのものも1冊で見ることができる点でした。

昆虫などは実物大に近い写真が掲載されているのも良いですね。

持ち運び便利

ハンディサイズだったのも決め手となった点。

子どもたちのリュックにすっぽり入るし、私のお散歩バックにも入る。

大きすぎず小さすぎず。

そして1冊でいろいろ探せる点が、この図鑑のお気に入り。

散歩に行くたびに持ち歩いているので、表紙はくたびれていますが、壊れることはなく、耐久性も問題ありません。

自然に触れて自然の面白さを知って欲しいな、そんな手助けをしてくれる図鑑はお散歩の友です。