実りの秋。田んぼ道でエコについて物思い、でもまだ手が出せないコオロギさん

思うこと

散歩道に作付けされた稲穂も頭を垂れてきました。

稲刈りの時期までもうすぐ。

秋晴れが実りのラストスパートを応援しています。

そんな稲穂と田んぼ道の虫さんたちを見ながら、あれこれ雑考。

野菜の高騰は地球からの手荒いお知らせ

今年はカラッと晴れた夏らしい夏が少なかったような気がします。

梅雨の時期大雨は記憶に新しく、夏に入っても、どんより曇っていながら気温が高かったり、雨も多かったような気がします。

そして雨が冷えを呼び込んでみたり、少し変わった夏でした。スーパーを見ても、キュウリをはじめ夏の野菜は高め。

日照不足だったのかな、多雨だったからかな、と素人なりに考えてみたりしてました。

環境保護が叫ばれて久しいのですが、自分の身に降りかからないとなかなか重い腰は上がりません。

食物に与える影響で、自然からの警告を受けているような、そんな感じ。

手荒いお知らせは地球全土に

食物の不作は日本に限ったことではないようで、ブラジルでは歴史的な寒波によってコーヒーの木が霜害に。

今年は収穫が終えているそうですが、来年は収穫減が見込まれているのだそう。

そういえば、最近のニュースで北米の天候不良により小麦の生産量が減少したとのこと。

アメリカやカナダからの輸入に頼る私たちの小麦も値上げになるのだそう。

温暖化のせいなのか気温差の振れ幅が大きくなり、自然界の例年通りが通用しにくくなってきているのかもしれません。

牛さんも温暖化の原因?

二酸化炭素が温暖化を進める原因になっていることは学校の授業でも習いました。

このほかに温室効果ガスとよばれる原因のガスがあります。

この一つに牛のげっぷが含まれているのだそう。

牛やヤギ、ヒツジなど反芻するどうぶつは、胃を4つ持っていて食べたものを繰り返し時間をかけて消化します。

その際に出るのがげっぷ

なんとげっぷには温室効果が二酸化炭素の50倍もあるメタンガスが含まれているのだそう。

驚くことに大気中のメタンガスの20~30%は反芻する動物からのものなのだそうです。

人間の排出している温室効果ガスを横に牛を目の敵にするのもどうかと思いますが、牛もヤギもヒツジも人間も地球に住まわせてもらっていることには、変わりはなさそうです。

食卓に並ぶ日も近い?

無印良品と言えば、ナチュラルな美という感じ。

雑貨屋さんというイメージが強いですが、バームクーヘンなど食品がおいしいのでたまに食べます。

そんな無印良品からコオロギ煎餅が販売されました。

コオロギの粉末をお煎餅にまぜていて、たんぱく質などが採れるのだそうです。

実物がそのまま入っているわけではないですが、手に取るまでは勇気がいりそうです。

ところでこのコオロギ。

反芻する動物に比べて、エサや水分量も少ないため温室効果ガスを減少させ、お味も雑穀やナッツのような感じで人間にとって必要で地球にやさしいタンパク源になのだとか。

食物の不作が続き、地球の温暖化に真剣に取り組まなければならなくなったら、コオロギも食卓に並ぶ光景が来るのかしら。

何はともあれ日本人の主食であるお米の収穫期はまもなく。

それまで、天候が穏やかに過ごせることを願いましょう。