8月も残りわずか。少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。
晩夏かなぁと感じていたものの、「まだまだよ」と声をかけるように朝顔の花が顔を出していました。
天気予報によると9月も暑い気候が続くのだとか。
朝晩秋で、日中は夏みたいな天候が続くのかしら。
始めて育てた朝顔
小学校に入学してから、始めて育てたのは朝顔でした。
観賞用のプランターに種をまいてお水をあげて、クラスメイトとともに大切に育てたのでした。
ふたばが出て葉っぱが広がって、ツルが伸びてくる朝顔は開花までに60日くらい。
毎日の成長が目に見えて確認できる花です。
夏休みに入る前の終業式の日。
プランターごとなんとか自宅に持ち帰って、今にも咲きそうな朝顔の花を愛でたものでした。
朝顔ってクルクルって弦を伸ばして広がるんですよね。
私の実家では、祖母が毎年初夏に朝顔を植えて、お花の鑑賞と日よけ替わりに緑のカーテンにしています。
朝に咲くから朝顔
朝顔の朝は早いですね。
日の出と同時に咲く感じ。
日の出前のまだ薄暗い時間帯も咲いている花があります。
朝顔自身はどうやって時間が分かるのでしょうね。
調べてみると、日没の時間が関係しているようです。
太陽がお山に沈んだ時の時間から、朝の時間を割り出す方法。
日の入りから9時間から10時間後に咲くよう設定されているんだそうです。
今日の日の出は18時13分
明日朝顔が咲く時間は9時間後で3時13分。10時間後で4時13分です。
朝に咲くのは、葉っぱや花から水分を蒸発するのを避けるためなのだそうです。
そういえば、昼前には萎んでいることも多いですね。
夏の朝の顔だから朝顔。
名前も咲き方もバッチリのアサガオです。
朝から元気をくれる朝顔
朝早い時間帯から花を咲かせて心を潤わせてくれる朝顔。
花の咲く時間は早朝から昼前まで。
しかも、1日限りの限定なのだそう。
花が咲いたら、萎むプログラムがなされていて一度花開いた朝顔が再び咲くことはないのだそうです。
何となく、同じ花が咲いているようなイメージがあったのですが、朝顔の花は次々と咲く習性があるので、見た目は同じでも違う花。
1日限定でしかも短時間で開花と萎む過程を持った儚い花。
こうしてみると、みんな必死で生きているんだなって思いますね。
朝顔に負けず、さあ今日も張り切っていきましょう。