街路樹のソメイヨシノと隙間から顔を出した富士山から冬のお知らせ

暮らし

お散歩しやすいシーズンは断然、春と秋。

我が家から徒歩圏内にある街路樹は、自転車と徒歩専用の小道。

ちょっとした森林浴にも最適です。

お散歩と言えば、この小道を抜けて公園に行ったり、川を見に行ったり、お買い物に行ったりしています。

いち早く教えてくれるソメイヨシノ

街路樹の木は桜。

ソメイヨシノです。

蕾を膨らませて、花を豪華絢爛に咲かせて春の訪れを伝えてくれます。

花が終わるとあっという間に、青葉を身にまとい、初夏のお知らせ。温かい日差しから、ギラギラとした太陽からの光はこの青葉によって遮られます。

青葉のトンネルが涼しく、街路樹脇の小さなベンチで涼むと、少しだけ英気を靖なった気分になります。

日中は暑いなと思っていても、朝晩が涼しければ、ほぼ暦通り葉っぱを黄葉、紅葉させ、やがて落葉させて秋の訪れを教えてくれます。

サクラの葉が色づくことは、特別に「桜紅葉(さくらもみじ)」という言葉で表現されるんですって。

桜紅葉、素敵な言葉ですね。

秋は一瞬だったのかな

そんな季節の訪れを教えてくれる桜の秋は、今年は早かった模様。

すでに木には黄葉、紅葉したはなく、木の下に落ちてしまいました。

桜の紅葉はモミジよりも半月位早いと言われていますが、ちょっと早い気がします。

今年は桜も大変だったよね。

待ち望んでいた花🌸は、開花後すぐに強風が吹き荒れ、青葉を身にまとったと思ったら多めが来て長い梅雨。

時に台風のような大雨に見舞われながら、ようやく夏を迎えたと思ったら、湿気を伴った厚い雲。

大量の雨や日照不足、でも暑いみたいな桜にとっても厳しい季節であったことは間違いなさそう。

ここのところ風も強かったしね。

紅葉してから落ちたのか、落ちてから紅葉したのか、分からないくらい街路樹の桜の秋は一瞬でした。

それでも地面に落ちた葉っぱも楽しませてくれます。

土の上に落ちた葉っぱを踏むとカサッカサッと音が鳴り、子どもたちが喜んでいます。

穴の開いた葉っぱから覗いてみたり、自然は何でも遊びに変えて教えてくれるからありがたいですね。

大人の私は、落ち葉を見て、サツマイモを焼いて焼き芋にしたら、美味しいだろうな🍠なんて食べ物のことばかり考えていましたが…。

そんな桜も冬眠時期。

ゆっくり休んでね。

また来年、素敵に咲かせるお花をお待ちしています。

富士山も冬模様

いつもそこにあるやさしさ。

我が家のベランダから、駐車場から、高い建物が近くになければ、少しお顔を覗かせてくれる富士山。

いつも、いつも見守られている気がします。

ここ数日は天気が優れなくてご様子をうかがっていませんでしたが、ふと見上げると、山体の半分近くまで雪を被っています。

まさにアポロ状態。

初冠雪から1カ月。

山頂だけ白くなったり、消えたりして夏と秋と冬がせめぎ合っていたけれど、どうやら冬将軍が勝ったらしい。

真っ白に輝く雪は、きっと根雪になるのだろうな。

今日は、富士山の良く見えるところからスマートフォンを出して撮影している人を多く見かけました。

澄んだ青空に雪を被った富士山は、「冬はここまで来ているよ、急いで準備してね」と語りかけているようでした。

自然からのお告げは、嘘をつきませんから、本格的な冬の準備、家のお掃除など温かな日差しのあるうちに生活空間を整えておきたいものです。

ヨシ!やるぞー

気合だけは十分。あとは実行のみです(笑)