これが雑草魂というのじゃ。なにか深く根に持つ理由でもおありかな

暮らし

やろうやろうと思って引き延ばしになっていたこと、雑草抜き。

色々理由はあるのだけれど、今日という日がきっと吉日だったのでしょう。

雑草抜きから小さな発見をしたことの話。

冬を前にやりたいこと

前日に雨が降った翌日、晴れていたらやろうと思っていたこと。

我が家の雑草抜き。

小さな庭とはいえ、かがんで雑草を抜くというのは、結構しんどいのです。

我が家はとても日当たりが良いのがメリットですが、炎天下に庭で何かしようとすると確実に熱中症になります。

そういう訳で真夏は朝早くか、夕方に行っています。

時間が制限されるとやる気が半減してしまって、言い訳のネタになります。

雨が降らなくとも、とっととやってしまえばいいではないか、と思うのですが、土に水分がないと草が抜きにくいのです。

途中で根が切れてしまったりして根残りし、まさにうわべだけの草むしり。

すぐに生えてきてしまうので、それも避けたい。そういう訳で、夏を終えた今まで雑草抜きをしていなかったということです。

昨日、ようやくしっかりとした雨が一日中降り、今朝窓を開けると、朝日が顔を出していて「今日だ」と決めたわけです(笑)

雑草魂ここにあり

関東ローム層のおかげなのか大家さんが運んできた土が偶然そうだったのかは分かりませんが、我が家の庭の土は基本的にサラサラとしています。

乾燥すると上辺が硬いので、シャベルを根の脇に入れて抜いていきます。

前回の雑草抜きから時間が経っているせいもあり、4,5cmくらいの長さになっていたため抜きやすかったです。

プランターの土も休ませないとなぁ。

庭の雑草を抜きながら、枯れかかっているけれど、まだ生きていそうな小さな花と、謎のヨモギをみて思いました。

キク科のヨモギですが、なにか?小さな世界はたくましさがギッシリ
我が家の小さなお庭や家の周りのコンクリートの隙間から、いつの間にかニョキニョキ育っている雑草。この間抜いたばかりなのに、もう顔を出しています。私たちも毎日必死に生きていますが、小さな生き物たちも住みかを見つけ必死に生きているんですよね。雑草を抜きながら小さな世界のお話。

こういう時は、育てた人に聞けばいい。

そう思い立って、毎日水やりを欠かさなかった子どもたちに聞いてみました。

「もう冬なんだけど、ヨモギ抜いてもいいかな」

「いいですよ~」

軽~い返事。

そうときたら、気が変わらないうちにプランターをキレイにして冬を彩る花たちを迎えることにしよう!

あれ?!抜けない…。

どうしたものでしょう。

ヨモギが抜けません。

シャベルを入れても、抜けない、プランターの土ごと持ち上がりそう。

一瞬訳が分からず、仕方がないので、プランターの土ごとシートの上にひっくり返してみました。

すると出るわ出るわ。

ヨモギの根、根、根!

ビックリを通り越して仰天です。

自分の背丈はおろか3倍はあろうかという根の長さ。

そして太い。

あらま~これは抜けないわけだ。

そういえば、雑草魂という言葉がありますよね。

麦のように、踏まれても踏まれても、頭をもたげることだと思っていましたが、下にもしっかりとした根を張っていたんですね。

雑草を褒めるのもなんですが、あっぱれです。

小さな発見はすぐそこにある

葉っぱの形から花かもしれないと子どもたちが育てたヨモギ。

育ててみなかったら、こんなに生命力が強いなんて知りもしませんでした。

あまりに根が多いので、プランターの土にふるいを掛けなくてはならなくはなりましたが(汗)

小さな発見ってそこら中に転がっているんですね。

暮らしって楽しい。雑草抜きから、本物の雑草魂を教えてもらいました。

でも雑草抜きは大変なので、どうせ育てるならお花がいいわ~