我が家の中古家電デビュー。買うも捨てるもリサイクルも気持ちの持ちようだと思う

暮らし

中古家電が人気らしい。

世界情勢や半導体不足なるものが蔓延っていて、価格が押し上がっているのかもしれません。

私自身も、日々の買い物をしている中で、日用品に値上がり感があります。

どこをどう調整して、手持ちのお金で生活していくか。

個人の考えが重要視される世界になりそうな予感です。

真夏の大掃除

感染拡大のニュースが日々ある中で、再びおうち時間を過ごすことが多くなりました。

おうち時間が増えるということは、自宅が快適になるチャンスということ。

お掃除のきっかけにはもってこいです。

家具の配置を変えたり、切れかかっていた電球を変えてみたり、部屋の模様替えをしてみました。

掃除をすると出てくるのは、不用品。

大きなものから小さなものまでたくさん出てきます。

これを並べていくと結構な量になるんですよね。

リサイクル

リサイクルに出そうか、捨てようか。

いつも迷ってしまう不用品の始末。

自分としては不要なんだけど、なんだかもったいないんですよね。

自分のもったいない症が、気持ちの揺らぎを生じてしまって、ついつい「とりあえず、残しておくか」ってことになるのです。

後々考えれば、そんなことなら、不用品として廃棄してしまっても良いのかもしれないなとも反省するのですが。

乗り越えなくてはならない壁なんですよね。

「えい!やー!」の踏ん切りが必要なのかもしれません。

ひとまず、今日の燃えるゴミ。

明日の燃えないゴミに出すものをまとめて、ステーションに運び出しました。

流行りの中古家電

捨てるのは一手間も二手間もかかるのですが、買うのは簡単。

我が家の扇風機は10年戦士で、首振り機能がままならなりません。

家族からのクレームもあり、買い替えを検討していました。

扇風機といえば、手ごろな金額で購入できることもあって、ラインナップもたくさんあるのだろうと思い、家電量販店を覗いてみると、店員さんから「節電対策で売れているんですよ」とのこと。

私が、購入したかったのは、節電効果があって、チャイルドロックが付いているもの。

メーカーは問わなかったのですが、陳列されているラインナップにはありませんでした。

リモコンやアロマ等、様々な機能がついた扇風機もあり、ただ風を送ってくれるだけのものと考えていた私は、完全な時代遅れの状態でした。

店員さんとそんな話をしていると、「今は中古の家電も流行っているんですよ」と。

ここのお店では、リサイクル品やリユース品などを集めた店舗があるそうで、こちらも賑わっているらしい。

物価高ということもあって、洗濯機や冷蔵庫など大物家電から、扇風機のような持ち帰り商品も売れているのだとか。

新品という真新しさはないけれど、商品が新品の半額以下で購入できるのは、魅力的です。

保証も2年あるというので、安心できますしね。

「こういう考え方もありなのか」と今までにない考え方について妙に納得したのでした。

善は急げ。

ちょっと足を延ばして、店舗に行ってみることに。

すると、元展示品の扇風機に出会いました。

もともとがどういう経緯でここに陳列されているのかが分かるのも、安心材料の一つ。

元展示品なら、いいかな。

箱はないけれど、丁寧に拭いてもらって、ラッピングしてもらえれば、それで十分。

我が家の初めての中古家電デビューはあっけないものでした。

見えないガードって結構乗り越えられるんだな。そして、掘り出し物って意外とあるのね。

腰かけた私と同じ背丈の扇風機を見ながら、お買い得感と柔らかな風を感じたのでした。