自分の中の思いを吐き出すには、手を動かすことが手っ取り早い

読書感想

あれもこれも、やってみたいな。

あれやったっけ?あの時どうしたっけ?

年末恒例の大掃除、頭の中のゴチャゴチャまでは整理できませんでした。

スマートな人間になるためには、どんなことが必要かな~と探ってみました。

古本屋さんで探しもの

新しい年を迎え、早1週間。

いつもの空気の流れというか時間の流れが戻ってきました。

年末には、いつもの掃除に加えて、普段できないところも整頓してみました。

年も変わったし、何か新しいことでも始めてみようかな。

なんとなく、やる気が湧いてくるのも1月の良いところですね。

さて、今年は何を始めてみようかなと探索。

引き込まれるように、古本屋さんにたどり着きました。

古本屋さんの良いところは、少し前に売れた本が廉価な価格で手に入ることです。

ちょっと前のトレンド探しは、結構面白いのです。

全部1冊にまとめてしまう

今回出会った本はコチラ。

奥野宣之さんの『情報は1冊のノートにまとめなさい』(Nanaブックス/2008/3/20)です。

タイトルどおり、情報をA6のノートに全てまとめてしまうという方法。

とてもアナログですが、実はアナログの方が実用的で、検索もしやすく頭にも残りやすいのかもしれません。

ノートには、メモ、アイディア、日記、スケジュールなど、ありとあらゆるものを書いていきます。

出先でもらったパンフレットなども貼り付けていきます。

日にちは2022年1月5日であれば、220105のように6桁で示し、エクセルで管理すれば、検索もしやすくなるというのです。

スケジュールは、スマートフォンのアプリを使用している私。

地下街に入って電波の弱い場所で予定の確認に迫られて焦ったこともあります。

使っていたアプリのサービスが終了となってしまって、慌てたこともあります。

便利なデジタルに頼りすぎるのも、なんだかなぁと思っていた矢先だったこともあり、1冊のノートにまとめていくという手法は、面白い試みです。

自分の頭の中が1冊のノートに見える化するんですね。

小さくて薄くて軽い、大量にかけて、使いやすい。ここまではスマートフォンのアプリと変わりません。

でも、自分でデザインできる多機能性と、100円でカスタマイズできる安さは圧倒的にノートに軍配が上がります。

ルーチンの中にも発見がある

毎日の通り過ぎていく時間の多いこと。

その中でも、自分の中で気づきや発見はあります。

小さな気づきや発見は、自分の中で消化してしまい、いつの間にか消えてしまったりします。

テレビの旅番組を見ていて、「いいところだな~」と思ったり、「この歌素敵だな~」と思っても、次第に忘れてしまいがち。

些細なこともノートにメモっておけば、暇な時に調べることもできます。

ノートとペンを手元に置いて、小さな発見や気づきを簡単に書き留めておけば、そこから広がりを持たせてくれるかもしれません。

自分自身を客観的に見る

手を動かすこと。

こうやってスマートフォンやパソコンで文字を打つことでも表現することはできます。

でも、自分の中の思いを吐き出して、頭の中をクリアにするには、手で書くことが1番。

その日、その時に喜怒哀楽があり、筆圧も変わってきます。

今の自分の考えを自分で書いて、書いた字を自分が見返すことで、一歩引いて自分を見ることができるのかもしれません。

今気が付いた発見が、未来のアイディアにつながる可能性があること思うと、単純に素敵なことだなと思います。

メモ魔でもない私が、どこまでできるか分かりませんが、100円のノートを1冊用意して、まずはやってみましょう。

新しい年に新しい試み。

失敗を恐れずにいろんなことにチャレンジしてみたいと思います。