いつもおいしい牛乳をありがとう。牛乳を囲んで別海町の話で盛り上がる

暮らし

年末に、生乳の大量廃棄が懸念されるというニュースが飛び込んできました。

大手のコンビニが特別提供したり、様々な団体が取り組んで廃棄は避けられたとのこと。

毎日、牛乳を頂いている私としても、何か手伝えることはないだろうかとあれこれ考えてみました。

思いついたのが、ふるさと納税。

専用サイトをチェックして、牛乳で検索すると北海道のとある町に出会いました。

その名は、別海町です。

別海町とは

別海町は、北海道の東部、根室市の上にあります。

東西61.4km、南北44.3kmに広がる町。

東はオホーツク海に面していて、日本最大の砂嘴である野付半島、野鳥の観察で有名な風蓮湖がある事前豊かな町です。

北海道らしい大平原が広がる牧歌的な風景が見られ、なんと生乳の生産量は全国1位なのだそうです。

町のホームページや観光協会のページを見ると魅力的な別海町が垣間見えます。

調べれば調べるほどべつせかい

町の公共交通機関はバスか自家用車。

1989年(平成元年)にJR北海道標津線が廃止されてからは鉄道路線はありません。

ちなみに、この標津線は釧路湿原内を走るSL冬の湿原号で有名な北海道上川郡標茶町の標茶駅から標津郡標津町の根室標津駅までの区間と、と中標津町から分岐して根室本線の厚床駅までの区間からなる支線から成り立っていました。

東京から別海町に行くとなると、飛行機が移動手段。

隣町にある根室中標津空港に飛び、そこからバスという形になります。

地図を見ると、移動時間以上にとても遠く感じます。

この遠いということがスパイスなのか、別海町には国内とは思えないほど自然が豊富。

日本最大の砂洲、野付半島にはドマツ・エゾマツ・ハンノキ・カシワなどの樹種から成る原生林があるのですが、半島の地盤沈下により海水が浸水し、立ち枯れの森となっています。

観て楽しむというものではないかもしれませんが、生きている地球というか大地を直接見れることのできる数少ない場所のような感じがします。

この写真は野付半島の航空写真ですが、地形一つ見ても自然のアートというか大地の力を感じますね。

野付半島の下には、風連湖という湖があるのですが、野鳥の宝庫。

今の時期ですと、タンチョウヅルとかオジロワシとか白鳥あたり。

全然、鳥に詳しくない私でも観光協会のホームページやライブカメラを見るだけでワクワクする町です。

いつもおいしい牛乳をありがとう

別海町から届けられた牛乳はコチラ。

発砲スチロールの中に牛乳が6本、丁寧に梱包されていました。

高温短時間殺菌という殺菌方法で生産を行っているという、コチラの牛乳はとてもまろやか。

そのかわり、消費期限が少し短いのです。

我が家では、ホットミルクとかホットココア、シチューにも活躍してわずか5日で飲み切ってしましました。

いつもの牛乳も美味しいけど、やっぱり本場は違うよね。

小さな子どもたちも、生乳本来の甘みを感じてかゴクゴク飲んでくれました。

牛を飼育している酪農家の皆さんは、手を休めるたり、身体を休める時間はあるのかな。

そのくらいの頻度で子牛が生まれるのかな。

酪農家のお仕事にも興味が沸くところです。

いつも美味しい牛乳を創ってくれる牛さんたちと飼育してくれている酪農家の皆さんに感謝しなくてはならないね。

ここ数日の食卓では、別海の美味しい牛乳を囲みながら別海町に思いを馳せました。

いつか行ってみたい、べつせかい別海町。

いつもおいしい牛乳をありがとう。