初め、始め、「はじめ」が大事。今日からできることを陽気に始めましょう

暮らし

皆様、新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

我が家でも無事にお年神様が新年を運んできてくれました。

元旦の元という字は、「はじめ」とも読みます。

新しい1年の始まりになる元旦は、私にとって特別な気持ちになる日です。

七十二候

二十四節気(にじゅうしせっき)は、1年を春・夏・秋・冬の季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものですね。

代表的なものに立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられています。

それをさらに細かくした七十二候。

文字のとおり、72に季節を名前になっています。

季節ごとの鳥や虫、花や天候などを表す言葉。

カレンダーには書いてないことが多いですが、天気予報などで予報士さんが紹介してくれることもあるので、馴染みのある方も多会と思います。

雪下麦を出だす

新年最初の七十二候は、雪下麦を出だす(せっかむぎをいだす)。

降り積もる雪の下では、麦が芽を出し始める、という意味なのだそうです。

一面に広がる雪原の下では、春を心待ちにする麦が芽を出し始める。

なんとも素敵な光景が目に浮かびますね。

日本語って、文字や言葉で美しい表現ができるんだなとようやくわかってきた年頃です。

新年早々、良い言葉に巡り合えてよかった。

今年も沢山の言葉に出会えることを期待したいです。

お正月のお飾り

お正月のしつらえやしきたりの数々は地域によって変わってくるものですよね。

地域ごとの文化を見てみるのも楽しいものです。

お正月は実家か、自宅で過ごしたいので、なかなか他の文化に触れられないのが悩みのなのですが…

私の実家のある北国では、五穀豊穣を願って繭玉を各家庭で作ります。

ミズキの木に繭を模した餅をならしていきます。

江戸時代までは、年貢としてお米で徴税されてたし、昔からお米は食料にもお金にもなる命を繋ぐものなんですよね。

これは、年末に自宅近くの大きな公園の売店近くに飾られた木。

洋風だけれど、繭玉にも見えます(笑)

和風でも洋風でも世界中のみんながお腹いっぱい食べられますように。

一年の始まりの今日。

五穀豊穣も祈願したいと思います。

1月1日の朝

今日は元日。はじめ(元)の日です。

1月1日の朝は元旦。はじめ(元)の朝だからです。

朝?って思いますでしょ。

漢字をよく見ると、日の下に_がありますよね。

元旦の旦は、朝、地平線から顔を出したお日様をかたどった漢字です。

だから、1月1日の朝のことを元旦というのですって。

「1年の計は元旦にあり」とは、昔の人がいかにはじめを大事にしてきたのかが分かることわざです。

朝が苦手な人も今から始めれば、大丈夫。

まず、始めてみることが大事なんですから!

今日は1年の始まりの日、元日。

気分も新たに今日からできること、陽気に始めてみましょう!