澄んだ青空。
まだまだ寒さの続く日々ですが、この澄んだ青い空を見上げることが出来るのは、冬が乾燥しているから。
空気が乾燥すると、空気中に含まれる水分も少なくなるから、冬の空は夏の空よりも青く澄んで見えるのだそうです。
皮膚には大敵の乾燥だけれど、乾燥がもたらしてくれる恩恵もあるんですね。
悪い面と良い面って、一長一短。
物事って、いろんな方向から見ると面白いかもですね。
春、みーつけた
木に飾られたオーナメントに目が行きがちですが、その先端のとがった膨らみ。
これは、たぶん芽。
春に芽吹き、活動するために準備をしている冬芽(とうが)と呼ばれるものなんだそうです。
上を見上げていたら、道行く人に教えてもらいました。
冬芽は、冬の寒さから蕾になる芽を守るために進化した形なのだそう。
芽をむき出しにしておくと、鳥に食べられてしまうリスクもあるから、そういう回避もあるんですって。
この木のように固い皮で芽を覆うものもあれば、木によってはモフモフの柔らかい皮で覆うものもあるらしく、冬芽を見るのも楽しいものだよ、と教えてもらいました。
固い皮とかモフモフの皮とかってなんだか、冬物のコートみたいですね。
人間も植物も寒いから、何かで身(芽)を覆うんですね。
チューリップの力は心を躍らせる
チューリップの花って、赤、黄色、白など原色が多いから、見ているだけで元気がもらえる感じ。
普通のチューリップの開花時期は3~5月で、一般的な見頃の時期は4~5月上旬頃。
ここのチューリップは、「アイスチューリップ」と呼ばれています。
農家さんたちが、畑仕事の合間に、植えてくれているんです。
なんでも、夏の間に球根を保管するのに適切な温度管理をして、人工的の冬の季節を球根に体感させるのだそう。
冬を体感した球根は稲刈りの終わった11月頃に植えつけると、低温でも芽が伸びてきて、春が来るちょうど今頃2~3月に咲きだします。
季節に真面目な植物だからこそ、人間の技でダマせるんですね(笑)
真面目な植物と、逆手に取る人間の頭脳と技に、あっぱれです🤩
キレイにお手入れをされているおかげで、メルヘンチックな気持ちにさせられます。
始める勇気
春は卒業式や卒園式、会社の退職など、お別れの時期。
区切りがあるからこそ、次の一歩が踏み出せるんですよね。
でもちょっと、寂しい気持ちになります。
先日、勤めていた会社に挨拶に行ったら、とってもお世話になった先輩が、お辞めになられると話されました。
「せっかく誘ってもらったからさ、歳だけど、やってみようかと思って」
あっけらかんと話すその姿は、以前と変わりなく明るく前向き。
職場の席が隣だった時には、いつも元気をいただいていました(笑)
いくつになっても、チャレンジは必要だよね。
失敗かもなと思ったら、またルート変更すればいいんだし。
根詰めず、ゆる~く、元気に健康で美味しいものを食べながら、ゆっくり眠る生活を続けられるように自分を労わりつつ、始めてみればいいんだよな。
明るい先輩と話しながら、自分自身に言い聞かせてみました。