乱れても、そうでなくとも。自然からの音は心の処方箋なのかもしれない

暮らし

昔から、静かでないと物事に集中できませんでした。

勉強でも工作でも周りが賑やかだと、気になってしまって。

街に出かけると喫茶店やファミリーレストランで勉強をしている人がいます。

周りの喧騒を耳に入れずに、集中できることは一種の技術ですね。

ガーっと仕上げる

読書や勉強など、集中したいときには、決まって誰もいない静かな場所を確保します。

自宅なら、朝方の誰も起きていない時間帯、深夜帯。

外出するなら図書館の学習室や自習室。

そういうところに身を行いと、なかなか集中して物事を進められない”たち”なのかもしれません。

神経質というか集中力がないために、周りの話し声や物音が気になってしまうのです。

逆に、集中できる場所と時間さえ確保できれば、自分なりに成功率は上がります。

それゆえ、重要度が増すほど、時間と場所の確保はキーポイントとなるのです。

周りを羨んでも仕方がないのですが、喧騒の中で仕事のできる方を尊敬します。

様々な音や話し声も自分なりにシャットアウトして、集中して取り組めることって一種の技術。

自分の気を散らさずに、集中できる方法を教えてくれる方がいたら、教えて頂きたいです。

音は音でも

同じ音でも、心を落ち着かせてくれる音があります。

夕方から夜にかけて網戸にすることが多い我が家では、水が張られた田んぼのほとりににいるカエルたちの声が聞こえます。

夜になると車の音も少なくなり、街も眠る準備を始めます。

そうなると一層、カエルの合唱が大きくなる気がするのです。

テレビの音を消して、窓の外の自然に耳を傾けると、カエルたちの声。

時に、雨が降り始めた音がしたりして、慌てて窓を閉めるのですが、シトシト降る雨の音も優しい音。

そういえば、広島に帰省した時の事。

昼間に、近くの瀬戸内海をボーっといていたときも同じ感覚を持ちました。

瀬戸内海は波が無くて、まるで湖のよう。

波がないから、音がないんですよね。

たまに魚が跳ねると、ポチャンと音がするくらい。

あとは、水面がゆらゆらしている。

昼間でも夜でも気持ちを落ち着かせてくれた瀬戸内海。

不思議な空間と音でとっても魅力的な場所です。

それにしても自然の音って癒されますね。

心の変化は天気みたい。

晴れの日も、雨の日も、心が乱れてきたら、自然の音を聞きに外に出てみよう。

雨の季節には、部屋の中でも傘の中でも。

自然からの音は、心の処方箋なのかもしれません。