春まで一直線に気温が上昇していたかと思っていたら、雪が降っていました。
気温は急降下し、冬将軍が顔を出した日でした。
季節も一筋縄にはいかないのですね。
人間も同じ。気分は凪が良いけれど、その場その場で楽しんだもん勝ち。
舞い落ちる雪を見ながら気分を落ち着かせたお話。
気温のジェットコースター
例年よりも気温の低かった冬から、目覚めた春は温かさ一直線で気温が上昇しました。
この調子で春になり、初夏になるのかな?
ここ数年、春夏秋冬の春と秋の季節が短くなったような気がするから、「もう夏が来るのかも。」なんて予想したりしていました。
東京で桜の花が咲いたとニュースで知ったのは数日前。
うちの近所ではどうだろうか。
いつものお散歩コースに見に行くと、もう、弾けてしまいそうなくらい蕾が膨らんでいます。
開花までもう一息。
「2,3日したら開花宣言だわ」
自宅に帰って、家族へ桜の報告をした次の日。
冷たい雨が降ってきました。
「これが例の花冷えというヤツですか?」と思っていると、みるみるうちに雨粒が大きくなり、雪となりました。
この日の最高気温は5度。
それも、朝の気温で、日中は気温がさらに下がってしまって、雨から雪に変わってしまったのだそう。
雪は積もることはなく、交通に支障はきたさない程度だったのは、幸いなことでした。
数日前は気温が20度を超えて上着も必要ないくらいだったのに、しまいかけていた真冬の上着を着こむ事態になりました。
きっと桜の蕾も驚いたことでしょう。
「まだここにいるんです」
冬将軍からのお知らせを受け取ったような、弾丸雪でした。
気分は凪の方がいい
気温はジェットコースターのように変化がありましたが、自分の気分のバランスもやや変動あり。
毎日、楽しいこと、嬉しいことも沢山あるのですが、不安なことや怖いこともあったりします。
その度に、笑ったり、怒ったり、ふさぎ込んだりしてしまいます。
自然な自分の姿も受け入れたいものですが、あまりにジェットコースターだと、自分も周りも疲れてしまいます。
気持ちの面でいうと瀬戸内海のような穏やかな凪が理想。
そうなるためには、悟りを拓くレベルでないと難しいのかもしれませんね(笑)
そういえば、誰だったか忘れてしまいましたが、有名人が毎日5分の瞑想を心がけていると言っていました。
静かな空間で自分と向き合う瞑想は、自分自身で気持ちの凪を作り出しているのかも。
妙に合点がいきました。
私もチャレンジしてみようかな、短時間の瞑想。
行ったり来たり
すっかり、春だと思いこんでいましたが、冬も存在感を示した数日。
今後の予報ではまた気温が平年並みに戻るようなので、本格的な春となるのでしょう。
行きすぎたり、戻ってみたり、『365歩のマーチ』のように、少しずつ次の季節に向かっているんだなぁと眺めています。
今朝も手足がかじかむ寒さでした。
でも、この感覚ももうすぐ無くなるほどの温かさがやってきます。
それなら、楽しんだもん勝ちです。
一喜一憂せずに、来るもの拒まず、いったん受け止める。
流すも流されるもそれでよし。
適当な良い加減を自分で探って、基本的に楽しむと次のステップが見えてくるのかもしれません。
行ったり来たりの季節。
体調だけは崩さぬように、楽しんでいきたいですね♪