お風呂で数を数えるのが日課になりました。
とりあえず20まで。
リクエストがあれば50まで。
さらに追加があれば、100までです。
子どもたちも50までは、一緒に数えてくれます。
60台になると途端に言いづらくなり、そこから先はリスニングオンリーとなります。
節目があるとはいえ、数って不思議ですよね。
無限に広がる数
数とは、ものの順序を示す言葉。
ものやことが、いくつあるかということを表すものです。
数があるおかげで、食べ物などの何かを分けたり、順番を決めたり、昔から日常生活に欠かせないものでした。
現代では、コンピューターが0と1で動作していますね。
今使っているスマートフォンもパソコンも、元は0と1の組合せ。
この組み合わせで様々なものが生み出され、情報機器も生活必需品になりました。
0と1から生まれるものの仕組みは、勉強しようにも私にはもう手の届かない領域。
高校生くらいから数学には苦手意識を持ってしまいましたが、もっと学んでいれば、楽しい学問だったのかもしれないなぁなんて思ったりします。
私たちと10進法
私たちは普段から何も気にすることはなく数を数えています。
買い物をする時はお金を数えるし、足し算や引き算をする時も数を数えています。
日常生活で使われている10進法は、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9までの10個の数字で表す方法。
9まで進んでいったら、次の位に上がるというもの。
人間の指の数が10本だから10進法を使い始めたともいわれています。
もしも人間の指がティラノサウルスのように2本しかなかったら2本しかなかったら、コンピューターで用いられているような2進法だったのかもしれません(笑)
100日後に死ぬワニ
1世紀は100年です。
西暦は、キリスト生誕の年とされていた西暦元年から数え始めて100年を単位に位が上がります。
西暦が元なのかどうかは分かりませんが、100という数字は一つの節目。
2桁から3桁に位が上がるからかもしれません。
昨年話題になった『100日後に死ぬワニ』もカウントが100だからシックリくるのかもしれません。
そういえば『100日後に死ぬワニ』。
何気ない日常生活を4コマ漫画風に描かれたものでした。
今生きていることはいずれ死ぬということ。
描かれたワニを見てクスっと笑ったりしながらも、最後に本当にいなくなっちゃう作風には、「おわり」を意識することの大切さを感じました。
百日草と百日紅
花の名前も100日が付くものがありますね。
百日草に百日紅。
百日草は花の開花期間が長いためにつけられたそうです。
百日紅はサルスベリと読み、その名のとおり猿も木から滑り落ちるから、だそう。
やはり花もちの良い木で開花期間が長いことから百日紅と名づけられたと言われています。
今年は早咲きでしたが花もちも良い近所の百日紅。
その名前の由来をお風呂で数えながら思い出して、数の面白さを再確認したお話でした。