当たり前のことに感謝しよう。
ガシガシ働いていた会社員時代から、隠居のような育児生活を積み重ねているうちに、思ったことの一つ。
外壁工事が終了
3週間にわたる外壁工事が終了しました。
工事をするに必要な足場と、塗装の飛び跳ね防止のネットに覆われた我が家は、まるで蚊帳に包まれた家のようになっていました。
窓が開けられない、洗濯物が外に干せないなどの不便はありながらも、巨大な蚊帳に覆われて意外に目隠しになったり、日よけになったり副産物を感じられたのも今日でおしまいです。
足場業者さんに「今日撤去しますよ」と言われて、ちょっぴり寂しい気も。
一日で一番暑いお昼過ぎ。
足場業者さんが自宅に来ました。
蚊帳を一つ一つ取り払い、上にいる人と下にいる人と阿吽の呼吸でネットや足場を崩して、トラックの荷台に乗せていきます。
その手際の良いことといったら。
私自身は、暑すぎて、全部の工事を見ていることとはできませんでしたが、焼き付けるような日差しの中、熱しられた鉄骨をヒョイヒョイと無駄な動き一つなく手片づけている様は職人そのもの。
単純に、「真似できないわ~」と思いました。
人は見かけによらない
足場工事をしてくれているのは、私と同じくらいの人もいたけれど、全体的には若いお兄さんたち。
年齢は聞いていないけれど、年代だったら大学生くらいかな。
街でであってもまったく気にしないと思うほど普通のお兄さんたち。
流れるような、滑らかな動きの仕事ぶりに感動しました。
そういえば、塗装工事の親方もおじいさんだった。
初めて工事のご挨拶に見えた時は、「このおじいさん、大丈夫かな」と思ったものですが、心配ご無用でした。
若い衆の指導をしっかりされて、現場の指揮を執り、雨の日も風の日も自転車で工事現場である我が家を見に来てくれました。
完成したのがコチラ。
before after
そこにある感謝
我が家は賃貸なので、塗装工事を依頼したのは、大家さんです。
ありがたいことに、大家さんもとても良い方で、いつも周辺の手入れをしてくれたり、子どもたちに声をかけてくれたりします。
自分が会社員でセカセカと生活を送っていた時には通り過ぎていた世の中にある当たり前。
感謝するべきものばかりで、今でも何かを見逃してばかりいるようにも思います。
今回の塗装工事、足場工事の業者さんはもちろん、大家さん、日常生活では、ゴミを収集してくれる収集員の方、スーパーの店員さん。まだまだ自分が気が付いていない感謝するべき人はたくさんいるのだと思うのです。
これはスーパーで購入したマンゴーです。
育ててくれた農家さん、運んでくれた運送業者さん、マンゴーを店頭に置いてくれた店員さん、そこにある感謝を忘れないように、今日もありがたく生活していきたいと思います。